イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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3巡はCurtis Marsh

2011-04-30 11:56:00 | イーグルス
 3巡指名は85位をBALにトレードダウン、90位と191位を貰い、5つ下がった90位での指名はUtah StateのCB Curtis Marshでした。
 身長6-0 1/4で197ポンドと大型CBでコンバインでの40ヤードは4.45を記録しています。ベンチプレスは12回、ショートシャトル4.07、スリーコーン6.87とスピードと機敏さを持っているようです。垂直飛びは37インチで幅跳びは10フィート3インチで瞬発力も問題ありません。
 入学後2年はRBとしてプレイし3年生からCBにコンバートされた選手でコンバート1年目の2009年はスターターでは4試合しか使われていません。4年生の時はWACのセカンドチームに選ばれていますが、45タックル2INTと数字は平凡です。
 高さとパワー、スピードと機敏さを併せ持つバランスの良さが売りのようで、タックルも上手くランサポートも積極的、腰の回転も良いからターンもスムーズと身体的には問題の無い選手と評されています。問題はCBとしての経験と技術不足で伸びる要素は大きいが即戦力では無いかもしれません。

 
 CBの指名が2巡ではなく3巡になったのは意外でした、特に1巡候補のBrandon Harrisが居たのに指名しなかったのは少し残念ではあります。それでも、3巡で指名したMarshが6-0で4.45のスピードを持つ選手でしたし、DBの大型化を考えれば良かったのかもしれません。

 今夜25時からの3日目は4巡が7番目の104位と23番目の120位。5巡が18番目の149位と22番目の153位、6巡はBALから貰った26番目191位。最後7巡目は24番目の227位と補填ドラフト権の237位と240位と8つ指名権を残しています。
 最大補強ポイントのOLとDBの補充は出来ました、後はどこを取っても良いですし気楽に見る事が出来るでしょう。

2巡はJaiquawn Jarrett指名

2011-04-30 09:44:00 | イーグルス
 2巡指名は54位のまま動かず地元中の地元Temple大からS Jaiquawn Jarrettを指名しました。5-11と7/8ですから6フィート表記で良いでしょう、198ポンドで40ヤードは4.62と速くはありません。ベンチプレス14回、ショートシャトル4.14でスリーコーンは6.95、垂直飛び30インチ、幅跳び9フィート5インチ、コンバインの成績はどこも特筆する所は無いですね・・・・・・
 スカウティングコンバインやハイライトフィルムは見た事が無いのでドラフトが終ってからゆっくり調べるとして、専門家の評価を一通り見た印象は、前に出る足が良いランストッパーでFAになるQuintin Mikellの後継者としての指名にはぴったりの選手のようです。頭が良く、練習熱心で怪我に強いがややスピード不足でパスカバーは上手くない、TEのカバーを任せるようなタイプで無いようなのは残念です。

 Nate Allenの怪我とQuintinのFA離脱に備えた指名でしょう、3巡指名が予想された選手ですし指名が早いのは残念ですが、スターターに定着してくれれば遅かろうが早かろうが指名成功ですしこの指名が失敗かどうかは今判断するべきでは無いでしょう。

2巡でのCB指名が必要です

2011-04-30 00:57:00 | イーグルス
 Andy Reidの記者会見でDanny WatkinsはGとして使うと明言しました。カレッジではLTでしたが、シニアボウルではLG/RGとして練習し高い評価を受けています。6-3とOTではやや小さい事を考えてもGで使うのが良さそうです。また、LTとLG.RGでプレイ出来る(シニアボウルではCとしても練習しています)万能性も高く評価しています。
 11月には27歳になってしまう事についても大きな問題では無い、OLは30歳になっても良いプレイが出来るポジションだし、これまで消耗していないから大丈夫と見ています。大きな怪我をした時など回復力と言う点で年齢は大きく影響するでしょうけれど、高校時代ラグビーをプレイして消防士を経てアメリカンフットボールは4年しかプレイしていない事を見ると膝や腰へのダメージの蓄積は小さいと見ているようです。

 トレードアップする事も出来たが出費を払わずにWatkinsを指名する事を選んだ、とReidは言っています。即戦力としてWatkinsが開幕スターターになれると判断している、とも言っていますしCBよりもOL右側の手当てが重要だったのでしょう。

 26歳でキャリア4年のルーキー、26歳で即戦力なのかキャリア4年で伸びる要素を見たのか、判断は難しいのですけれどどこのドラフトサイトを見ても全体で30位前後の評価です。Gabe Carimiが残っていましたしダウンしたかったのかもしれませんが、欲しい選手を素直に指名したのは間違っていないと思います。



 これで2日目の2巡54位、3巡85位で狙うのはCB+αとなりました。2つの4巡(104位と120位)5巡(149位と153位)を使ってのアップも有るかもしれません。
 CBでは1巡候補のBrandon HarrisとAaron Williamsが残っています。この2人は2巡の上位で消えるでしょう、アップするには4巡5巡を1つずつ差し出す程度の代償が必要でしょう。チーム事情としてそれだけの価値の有る指名と判断すればアップして取りに行くでしょう。
 また、その次のCB第3集団にはRas-I DewlingやJohnny Patrick、Curtis Brownが2巡候補として居ます。54位に誰も居ないと言う事は無いでしょうけれど、1年目からスターターを担う存在が必要ですしこの集団の中に狙っている選手が居るのであれば4巡を差し出して45位前後にアップする事も有ると考えます。
 3巡以下でもスターターに成れるCBは毎年眠っているものですけれど、裁判結果を見る感じRFA拡大枠でのFA市場解禁になりそうな感じです。その場合スターター級のCBはほとんど市場に出ませんし2巡で取りに行くべきです。


 無事2巡でCBを指名した場合、残る補強ポジションはBrandon Grahamが手術で開幕に間に合わない可能性が高いDE、1巡コンビが衰え始めていると考えた場合のDT、RFA拡大枠で有れば戦力維持は出来るものの元々駒が足りないOLBにQuintin MikellがUFAのSとディフェンスの全ポジション。
 オフェンスではLeonard Weaverの膝が致命傷だった場合にはRBのバックアップが必要です、OL補充はWatkins一人で終らないでしょう。TEのバックアップを取る可能性も有ります。
 FA補強をしていないので仕方が無いですが、ほぼ全てのポジションにニーズが残る状況です。RFA拡大枠なのか新ルールでFAが始まるのかでもニーズが変わりますしどこを取るのか予想は難しいです。とにかくCBを確保するのが2日目の課題で後はどこを取っても戦力アップになるはずです。