FAでスターターを2人入れたものの、2人とも慢性的な怪我持ち選手+去年のスターター2人+STエース+ドラフト5巡指名。6人誰が残るのか、能力と怪我 両方の意味で9月まで分かりません。
システムとしては3-4には珍しい2人ともディープに残す形にするようでSSとFSの区別無く左右で分ける事になるようです。
ロスター枠5スターターPatrick Chung Kenny Phillips
バックアップ Nate Allen Earl Wolff
ロスター争い Colt Anderson Kurt Coleman
カット濃厚 David Sims
Patrick Chung 2009年ドラフト2巡指名、5年目。契約残り3年
12試合出場8試合先発 29ソロ15アシスト 2INT
Chip KellyがOC時代のOregon大のメンバーです。肩、膝、ふくらはぎと怪我が続いていて、NEの地元紙には後継者も出来たし怪我の多いChungは要らない、と言う評価すらされています。
SSとして素晴らしいブリッツ能力と平均点のランサポート、平凡なパスカバー能力、3-4SSとしてBoxに入るプレイスタイルです。これがSSとFSではなく左右に分けるシステムに合うか合わないか、カバーが上手くないとすると合わないかもしれません。
3年契約ですし、怪我はどうにかなると見ているのでしょう。キャンプでも無事に練習していますし大きな心配をしなくて良いと思いたいです。
Kenny Phillips 2008年ドラフト1巡指名、6年目。単年契約
7試合出場6試合先発 18ソロ6アシスト
左ひざの怪我で2009年2試合出場後に内視鏡手術、その後2年間は試合に出続けていましたが去年また膝を痛めました。ミニキャンプも休んだ日が多いようですし、完治には遠いと見るべきでしょう。契約も保障なしの単年契約、ダメならキャンプでカット、上手く行ったらFAで出て行ってしまう、短期的な穴埋めでしかありません。
健康であればリーグでも平均以上の選手ですし、長年の欠点であるSを穴を埋める能力を持っています。同地区の敵として見ていて、ディープカバーが特別上手い印象は無く、ミドルエリアでの失投を見逃さない選手と見ていました。ランパス両用で使えますし、試合に出れる状態なのかどうかはチーム全体に大きな影響を与えるでしょう。
Nate Allen 2010年ドラフト2巡指名、4年目。契約最終年度
15試合出場13試合先発 60ソロ13アシスト
ルーキーから3年間スターターなのですが、評価は高くありません。CB兼任と言われていたのにパスカバーが上手く無い事、プレイアクションに簡単に引っかかりカバーするべきレシーバーをフリーにしてしまう所、クロスルートでの受け渡し失敗。褒めるところが無いです。
Phillipsの怪我でファーストチームのFSに入っています。DBはランではなくパスカバーに使う方針でプレイアクション対処が下手なAllenが蘇るかもしれません。足は遅くないです、頭の回転が遅いだけで・・・2ディープでしっかり後方を守る事に専念するのは悪い変更ではないです。
Earl Wolff 2013年ドラフト5巡指名、ルーキー。契約残り4年
N.C State出身でスカウティングコンバインの好成績で注目されました。ミニキャンプ後半ではファーストチームに入る事も有ったようですし、5巡指名としては上々の滑り出しでしょう。
SSと言うよりもFS的なスピードを持つ選手です、ランストッパーなChungよりもシステムとしては合うかもしれませんし、SSとFSで役割を変えないのであればFSとしてChungと組む事も考えられます。
Colt Anderson 2009年ルーキーFA、4年目。単年契約
14試合出場4試合先発 30ソロ4アシスト 1INT
STエースでしたが、不甲斐ないスターターコンビの代役としてスターターで出場しました。SSとしてランサポートをさせる分には案外やれる所を見せました。しかし、パスカバーに大きな問題が有りますし、ST専用と考えるべきでしょう。
ST専用としてだけでもチームに残す価値が有ります、ただコーチ入れ替えでSTも変わっていきますし起用されるかは分かりません。Sとしてミニキャンプ中記事になった事が無いのも気になります。
Kurt Coleman 2010年ドラフト7巡指名、4年目。契約最終年度
14試合出場14試合先発 70ソロ13アシスト 2INT
実質Sの1番手として2年間過ごしました。運動能力は高くないのですが堅実な選手です。
Chung,Phillips,Allen.Wolffより下の扱いでサードチームなのが現状です、去年までスターターだった事を考えるとかなり評価が落ちています。
長期的なスターターとして考える選手ではないのですが、堅実な選手ですしカットするには惜しいです。まあ、他チームでスターターとして起用されるかを考えると、そうではないのですけれど・・・
David Sims 2011年ルーキーFA、2年目。契約最終年(ERFA)
15試合出場1試合先発 11ソロ4アシスト
15試合出場???いつ試合に出ていたんだろう?と言う印象です。ColemanとAllen欠場時にはスターターで出てます、その時はちょっと残念なプレイでした。
ミニキャンプで名前を聞きません、サードチームですかねえ。
怪我でパンクしなければChungとPhillipsがスターターでしょう。ただ、この2人を使うのであればバックアップはしっかり用意する必要が有ります。CBとSで何人と考えた時、ST要員を多めに入れるのは危険だと思います。
今年が終わると契約が切れる選手が4人、ChungとWolffしか残らない可能性も有ります。DB再建は来年以降に持ち越しと言えるかもしれません。
3-4で両方ディープでパスカバーがランディフェンスの面で成立するのか、ここが一番心配です。特にChungは前に出て良さが出る選手ですから素直にSSは前でFSとCBのスリーディープにした方が良いと思うのですけれど、4-3併用の時にカバーを変えたくないのかもしれません。
結局、誰がTEをカバーするのか、ILBとSSの3人の誰も決め手にはならないでしょう。キャンプでタイプの違うTE3人をどう抑えていくのか練習のリポートを待つとします。
システムとしては3-4には珍しい2人ともディープに残す形にするようでSSとFSの区別無く左右で分ける事になるようです。
ロスター枠5スターターPatrick Chung Kenny Phillips
バックアップ Nate Allen Earl Wolff
ロスター争い Colt Anderson Kurt Coleman
カット濃厚 David Sims
Patrick Chung 2009年ドラフト2巡指名、5年目。契約残り3年
12試合出場8試合先発 29ソロ15アシスト 2INT
Chip KellyがOC時代のOregon大のメンバーです。肩、膝、ふくらはぎと怪我が続いていて、NEの地元紙には後継者も出来たし怪我の多いChungは要らない、と言う評価すらされています。
SSとして素晴らしいブリッツ能力と平均点のランサポート、平凡なパスカバー能力、3-4SSとしてBoxに入るプレイスタイルです。これがSSとFSではなく左右に分けるシステムに合うか合わないか、カバーが上手くないとすると合わないかもしれません。
3年契約ですし、怪我はどうにかなると見ているのでしょう。キャンプでも無事に練習していますし大きな心配をしなくて良いと思いたいです。
Kenny Phillips 2008年ドラフト1巡指名、6年目。単年契約
7試合出場6試合先発 18ソロ6アシスト
左ひざの怪我で2009年2試合出場後に内視鏡手術、その後2年間は試合に出続けていましたが去年また膝を痛めました。ミニキャンプも休んだ日が多いようですし、完治には遠いと見るべきでしょう。契約も保障なしの単年契約、ダメならキャンプでカット、上手く行ったらFAで出て行ってしまう、短期的な穴埋めでしかありません。
健康であればリーグでも平均以上の選手ですし、長年の欠点であるSを穴を埋める能力を持っています。同地区の敵として見ていて、ディープカバーが特別上手い印象は無く、ミドルエリアでの失投を見逃さない選手と見ていました。ランパス両用で使えますし、試合に出れる状態なのかどうかはチーム全体に大きな影響を与えるでしょう。
Nate Allen 2010年ドラフト2巡指名、4年目。契約最終年度
15試合出場13試合先発 60ソロ13アシスト
ルーキーから3年間スターターなのですが、評価は高くありません。CB兼任と言われていたのにパスカバーが上手く無い事、プレイアクションに簡単に引っかかりカバーするべきレシーバーをフリーにしてしまう所、クロスルートでの受け渡し失敗。褒めるところが無いです。
Phillipsの怪我でファーストチームのFSに入っています。DBはランではなくパスカバーに使う方針でプレイアクション対処が下手なAllenが蘇るかもしれません。足は遅くないです、頭の回転が遅いだけで・・・2ディープでしっかり後方を守る事に専念するのは悪い変更ではないです。
Earl Wolff 2013年ドラフト5巡指名、ルーキー。契約残り4年
N.C State出身でスカウティングコンバインの好成績で注目されました。ミニキャンプ後半ではファーストチームに入る事も有ったようですし、5巡指名としては上々の滑り出しでしょう。
SSと言うよりもFS的なスピードを持つ選手です、ランストッパーなChungよりもシステムとしては合うかもしれませんし、SSとFSで役割を変えないのであればFSとしてChungと組む事も考えられます。
Colt Anderson 2009年ルーキーFA、4年目。単年契約
14試合出場4試合先発 30ソロ4アシスト 1INT
STエースでしたが、不甲斐ないスターターコンビの代役としてスターターで出場しました。SSとしてランサポートをさせる分には案外やれる所を見せました。しかし、パスカバーに大きな問題が有りますし、ST専用と考えるべきでしょう。
ST専用としてだけでもチームに残す価値が有ります、ただコーチ入れ替えでSTも変わっていきますし起用されるかは分かりません。Sとしてミニキャンプ中記事になった事が無いのも気になります。
Kurt Coleman 2010年ドラフト7巡指名、4年目。契約最終年度
14試合出場14試合先発 70ソロ13アシスト 2INT
実質Sの1番手として2年間過ごしました。運動能力は高くないのですが堅実な選手です。
Chung,Phillips,Allen.Wolffより下の扱いでサードチームなのが現状です、去年までスターターだった事を考えるとかなり評価が落ちています。
長期的なスターターとして考える選手ではないのですが、堅実な選手ですしカットするには惜しいです。まあ、他チームでスターターとして起用されるかを考えると、そうではないのですけれど・・・
David Sims 2011年ルーキーFA、2年目。契約最終年(ERFA)
15試合出場1試合先発 11ソロ4アシスト
15試合出場???いつ試合に出ていたんだろう?と言う印象です。ColemanとAllen欠場時にはスターターで出てます、その時はちょっと残念なプレイでした。
ミニキャンプで名前を聞きません、サードチームですかねえ。
怪我でパンクしなければChungとPhillipsがスターターでしょう。ただ、この2人を使うのであればバックアップはしっかり用意する必要が有ります。CBとSで何人と考えた時、ST要員を多めに入れるのは危険だと思います。
今年が終わると契約が切れる選手が4人、ChungとWolffしか残らない可能性も有ります。DB再建は来年以降に持ち越しと言えるかもしれません。
3-4で両方ディープでパスカバーがランディフェンスの面で成立するのか、ここが一番心配です。特にChungは前に出て良さが出る選手ですから素直にSSは前でFSとCBのスリーディープにした方が良いと思うのですけれど、4-3併用の時にカバーを変えたくないのかもしれません。
結局、誰がTEをカバーするのか、ILBとSSの3人の誰も決め手にはならないでしょう。キャンプでタイプの違うTE3人をどう抑えていくのか練習のリポートを待つとします。