イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Eckelが入ってからオフェンスが変わりました

2009-07-10 06:25:00 | イーグルス
 チームによってはFBを2人入れる事も有るのですが、Andy Reidが指揮した10年は常にFBは1人でした。今年の場合はブロック専門のFBと言うよりもボールキャリーも出来るFB/RBと言うタイプで、RB陣に相変わらずパワーランナーが居ませんからFBから2人53人枠に残る可能性が有ると考えます。

 SEAからFAで獲得したLeonard Weaverはリードブロッカーとしてパワーが凄い訳では無いのですが、タックラーを1対1で消す技術が高いと評価されているようです。ワンバックのTBとしてセットする事も出来ますが、インサイドで確実に1ヤードを取ると言うよりもオフタックル辺りを抜けていく選手の印象が有ります。RBとしてボールを持たせてもらえるからEaglesを選んだと入団時には言っていましたが、全然持たせてもらえなかったCorrell Buckhalterよりも信頼されるとは思えません。純粋なFBとしてのブロックとレシーブでも起用になるのではないかと推測します。

 昨シーズン途中にFB/RBとしてリードブロックとショートヤード要員として加入したKyle Eckelは、加入後に3rd&1が取れるようになり低迷していたオフェンスが立ち直るきっかけになりました。リードブロックに特筆する点は無いですし、キャリア通算で1キャッチしかしていないのを見るとパスキャッチは苦手のようです。それでも堅実に1ヤードを取れるランナーですし、RB陣がスピード型に偏っている事を考えればFBと言うよりもRBとして確保すべき選手でしょう。またSTでも良い働きが出来ます、この事も53人枠入りの助けになるはずです。

 ルーキーFAで契約したMarcus Maileiですが、ベテラン2人を打ち負かしてのロスター入りの可能性は低いです。FB2人体制を引いた場合にはPSにすら残れないかもしれませんが、どちらかをカットしてFB1人体制ならばPSとして確保される事になるでしょう。

 RBとFBで4人編成が多いのですがBrian Westbrookの出遅れを考えれば今年は5人編成で開幕を迎えるかもしれません。、Westbrook,LeSean McCoy,Weaverまでは確定済みでしょう、残り少ない枠を争う事になります。また、Westbrookが開幕に間に合わないとしてもPUP入りさせる事は無いでしょうから、その場合にはシーズン序盤苦しいやりくりをする事になりそうです。

これは酷い

2009-07-09 05:44:00 | イーグルス
 分からないなら書かなければいいのにね・・・いくらなんでもこれは酷い。

 http://www.nfljapan.com/column/detail/9450

 LeSean McCoyがCB?Jeremy MaclinがBrian Westbrookの穴埋めをする?

 知人よりメールで指摘されたのでNFL JAPAN,COMを見ましたが、これは勘違いと言う物では無いでしょう。全く分かっていないのに無理に書かされているのでしょうね、出来ないなら英語版の翻訳だけしていればいいのに。

RB2+FB/RB2の4人編成

2009-07-08 08:20:00 | イーグルス
 Brian Westbrookが開幕に間に合うかどうかはまだ分かりませんし、今年も怪我を抱えながらプレイする事になるでしょう。万年膝痛ですし、肋骨が折れていたり足首を痛めていたりと万全の状態でプレイする事の方が少ないですから今年もなんとなく乗り切ってくれるとは思いますが膝と足首を手術した今年は厳しいかもしれません。
 昨シーズン1000ヤード突破出来なかった理由はOLに怪我人が出た事、みえみえのドロー連発でロスを貰い続けた事と怪我の影響だと思います。OLはランブロック重視に整備されていますからアクシデントが無ければ去年より押してくれるでしょうけれど、理解不能なプレイコールは変わらないでしょうし、手術が遅れた事で怪我の状態も最悪に近い状態で開幕を迎える事になります。怪我は相変わらず、ドロー大好きのあほコールも変わらず、ならばOLが若返った分良くなると考える事も出来るのですが、序盤無理して潰れる可能性も少なくないでしょう。

 2番手はLeSean McCoyになるでしょう、Lorenzo BookerやLeonard WeaverのRB起用、SDのPSから入ってきたEldra Buckleyも居ますが、Bookerはシステム習得とか以前にサードダウン専用のRB/WR/KRタイプですし、Weaverは平均すると1試合2-3キャリー程度しかしていませんから2番手で使う事にはならないでしょう。Buckleyも小柄な割に中央突破が得意なカレッジでのキャリアを持っていますが、McCoyと特徴が似すぎています。結局、Booker,Buckley,McCoy共に小柄でブリッツが拾えずにレシーブ得意と似たような選手になります、とすれば2巡指名のMcCoyを育てる事になります。

 McCoyはカレッジでは年350キャリー程度を2年やっていますが、Westbrookもカレッジ時代はそれ位のキャリーをして来ています。ヒットのダメージが桁違いなのでしょうからMcCoyがプロでどれ位のキャリーをする体力が有るのかはまだ分かりません。McCoyがNFLでプレイする為にはブリッツを拾う技術とパワーアップが必要と言われ続けていますしそれは事実なのでしょうが、それ以外の面で通用するのか保障されている訳ではありません。Donovan McNabbのノーコン剛球を取れるのか、インサイドを抜ける事が出来るのか、外を抜けるスピードは有るのか、ルーキーだから当然なのですが不確定要素が大き過ぎます。

 Bookerもプロ3年目ですし良くはなっているのでしょうけれど、ランナーとしての能力不足は明らかです。サードダウンバックですし、3番手のRBを争う事になるでしょう。下手をすると4巡指名権でトレードしたBookerですがカットされる可能性も有ります。
 BuckleyはWeaverがFAで加入し、McCoyがドラフトされるまでは話題になったのですが、最近は記事にならなくなりました。SDで2年PS止まりの選手ですから仕方が無いのですが、個人的にはBookerよりも53人枠に残して欲しいと思っています。

 スターターWestbrookにMcCoyが2番手、そしてFB/RBのWeaverとKyle Eckelがアクティブになる4人でBuckleyを53人枠には入るがアクティブにならないRBとして確保するのがベストの布陣ではないかと考えます。Westbrookの回復が遅れ、McCoyが即戦力では無いとプレシーズンゲームで判明した時にすぐFA市場からRBを補強してくれると良いのですが、Bookerで何とかしようとするような気がします。開幕戦をBookerで迎えるような事にはなって欲しくは無いのですけれど、こう言う時にフロントの動きが悪いのはいつもの事ですし戦力補強は期待したい方が良さそうです。

リターナー候補は4人

2009-07-06 08:59:00 | イーグルス
 2007年のAP選出のリターナーであるDeSean JacksonとJeremy Maclinの2人を連続してドラフトで指名し、去年KRでAFC最高の平均ヤードを記録したEllis Hobbsをトレードで獲得しました。去年久々にKRTDを見せてくれたQuintin Dempsも健在ですし、2年前までCorrell BuckhalterにKRをやらせて居たリターナー不足のチームとは思えない充実した陣営になりました。
 Andy ReidのHC就任以来、スターターにはリターナーはやらせていません。Brian WestbrookやLito Sheppardが試合後半の重要な場面で出てくる事は有りましたが、基本はバックアップの選手からリターナーを選んでいます。今年STのコーチ陣が大きく変わったので変更が有るかもしれませんが、怪我のリスクを考えれば今年もバックアップからリターナーを選ぶと推測します。
 スターターは除くとなるとDeSeanはリターナー卒業になる可能性が高いです、ルーキーから900ヤードを稼いでファーストターゲットになりました。Maclinは将来のエースを担うべき1巡指名ですが、今年は3,4番手の扱いですしSTでの働きを求められるはずです。HobbsはSheldon Brown,DempsはSean Jonesとのスターター争いをキャンプで演じる事になります。Sheldonがホールドアウトせずにキャンプに来ればHobbsはニッケルに回る事が予想されます、この場合にはKRを任される事になるでしょう。DempsとJonesのスターター争いはDempsがFS,JonesがSSでスターターが確約されているもう一人がバックアップ時代が長くSS,FSどちらでも出来るQuintin Mikellの為に個人の力量だけでなくMikellの適正によってもどちらがスターターに選ばれるのか変わってくるでしょう。Dempsがスターターから外れた場合にはKR候補になります。
 Maclin,Hobbs,Demps3人でリターナーを争うとなった場合、去年AFCでベストのKRだったHobbsですが、怪我の多いキャリアを送っていますし若いDempsを使った方が良いのではないかと考えます。PRではMaclinが良いでしょう、キャッチミスが致命的なミスになるPRはオフェンスのスキルポジションから選んだ方が良いのではないかと考えています。
 
 リターナーを誰にするのかは長年の悩みだったのですが、候補が多すぎて悩むと言うのは本当に珍しい状況です。去年はPR・KRでTDを見せてもらいました、今年もTDを見せてくれると期待を持てる陣営ですしSTでヤードを稼げるのは好不調の波が激しいオフェンスにとっても心強い武器になるでしょう。

安く済んだようです

2009-07-04 07:58:00 | イーグルス
 LeSean McCoyの契約内容ですが、サインボーナスが1.37ミリオンで後はルーキーミニマムx4年のベースサラリーで合計3.47ミリオンのようです。今年のルーキーのミニマムは1年目が0.31ミリオン、2年目が0.395ミリオン。3年目は0.48ミリオンで4年目が0.565ミリオンです。3-7巡はサインボーナスが違うだけでベースサラリーはミニマムx4年になる事が多いです。
 去年の2巡53位と比べると10%ほどサインボーナスの金額が増え、労使契約の為にベースサラリーも若干増えているようですが、サラリーキャップ全体の増加を考えればサインボーナス1割増は僅かな物と考えて良いと思います。2巡指名の中で最初に契約合意した事を考えれば安く済んだと安心して良いでしょう。

 トレーニングキャンプに参加しない可能性が有るのは契約がまだ済んでいないJeremy Maclinにトレードを要求しているSheldon Brownの2人と手術をしたばかりのBrian Westbrookの3人ですが、Maclinはホールドアウトしないでしょうし、SheldonもOTAは不参加でしたがキャンプには来ると思います。契約延長を求めて代理人を変えたMax Jean-Gillesですがホールドアウト出来るような身分ではありません・・・
 Westbrookは全治6-8週間とするならば、29日のベテラン集合日は手術から7週目になりますから別メニューだとしても初日から動けるのではないかと思います。他にオフシーズンに手術を受けた選手でStacy AndrewsとJean-GillesはOTAで別メニューですが練習に復帰しています、2度目のスポーツヘルニアの手術をしたKevin Curtisもすでに完治したと宣言済みなので問題ないでしょう。OTAを休んでいるTodd Herremansもトレーニングキャンプ初日までには完治する予定になっています。
 名前を挙げてみると、Westbrook以外はキャンプ初日から練習に参加出来そうです。開幕戦に出れる所まで回復するのかどうか、McCoyが代役に成れるのかが問題として残る事になります。