イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

次の日に評価するのが普通だと思うのですけれどね

2009-07-19 06:59:00 | イーグルス
 ドラフトが終わってもう3ヶ月近く経ちますが、やっとDraft CountDownのドラフト評価の順番が回ってきました・・・。純粋にドラフトの事しか取り上げないサイトですし、多くのドラフトサイトがこの時期カレッジを追うのに対してここはNFL視点なので書く事が無いのは仕方が無いのですけれど。

 Eaglesの評価はB+でした、Jason Petersのトレード込みでAからBと評価する所がほとんどでしたし平均的な評価と言えるでしょう。Eaglesの2009ドラフトを一言で言うと「value」と評価されています。トップ10候補だったJeremy Maclinを19位で1巡候補だった(ドラフト前に評価を落としましたが)LeSean McCoyを2巡、2-3巡候補だったCornelius Ingramを5巡で獲得しました。またVictorHarrisや Fenuki Toupuも5巡より上で指名されると予想されていました、そう言う意味でドラフト時の評価としては高い評価を貰う事になっています。
 怪我が心配されたIngramはミニキャンプで左ひざを痛める場面も見せましたが2008シーズン全休したACL手術の影響を感じさせない動きを見せたようですし、トップスピード不足が懸念されたHarrisはFS転向で弱点をカバーする事になりそうです。何らかの欠点が有ると見られたから落ちてきた選手達の欠点は今の所表面化していないようですし、下位指名のギャンブルと言う点では賭けに勝ったのではないかと思います。

 MaclinとMcCoyがKevin CurtisとBrian Westbrookの後継者になれるのかが本当の意味でのドラフトの成否を決める事になります。それは2年後の話になるでしょう、今年Maclinが4番手で終わっても、McCoyがWestbrookのように走れなくてもすぐに失敗と評価するべきではないと思います。

入札はしたようです

2009-07-18 07:15:00 | イーグルス
 補足ドラフトでJeremy JarmonはWASが3巡指名権で獲得しましたが、どうやら4巡指名権で入札していたようです。これ以上DEを増やしてどうするのかとも思いますが、Darren HowardとJaqua Parkerが30歳を超えていますし280ポンド級のランストップ型の補充をしたかったのでしょう。SECのセカンドチームでプロデイの運動能力だけを見れば欲しくなるのも分かるのですけれどね。
 同地区と言う意味ではWASは良い買い物をしたと思います、DE不足を解消出来ますし、今年使えなくても1年練習に参加させる事が出来るのですから来年3巡で指名するよりも来シーズン使える可能性は高いでしょうから。

 空き巣の裁判中だったJack Ikeguwounuが無罪判決になったようです、これでIKEの問題点であった犯罪歴とACL手術の両方が解決した事になります。ACLも手術から1年半経っていますしそろそろ完治するでしょう、Sheldon Brownがホールドアウトしない場合にはCBが余ってしまう状況なのでIKEが生き残れるかは難しい所なのですが、元1巡候補が怪我を治して来たのですから簡単にカットはしないと思います。Sheldonをシーズン終了後放出する可能性は高いですし、Ellis Hobbsもシーズンが終わるとUFAになりますから次世代のCB陣を育成する必要も有ります。
 Asante SamuelにSheldon,Hobbsが上位で4番手にJoselio Hansonが居ます。その後にIKEを含めた若手PS組が控えている状況です。Sを含めてDB8人が基本のチームなのでIKEが生き残るのは結構難しいと思います。

補足ドラフト

2009-07-16 07:07:00 | イーグルス
 補足ドラフトが今日有ります、4月にドラフトされた選手と比べてミニキャンプに参加していない事によるシステム理解不足やNFLレベルへの順応の遅れの為にその年すぐに戦力になる事は少ないです。そもそも補足トラフとに出てくる時点で何らかのトラブルを抱えている事が多いですから問題児嫌いのAndy Reidは補足ドラフトの入札に参加する事はほとんどしないようですし、事前の予想よりも低い順位での入札をする程度です。

 今年の場合、最有力と見られる選手はKentucky大のDE Jeremy Jarmonのようです、6-3 278ポンドで40ヤード4.78秒、ショートシャトル4.28にスリーコーン7.38で31インチの垂直飛びに9フィート9インチの幅跳びも素晴らしい記録です、ベンチプレスは19回でした。
 DEは有り余っているので全く必要無いと思うのですが、先週プライベートワークアウトに招待して居ると言う情報が有ります。去年のBryan Smithのように1年寝かしてから2010シーズンデビューを目論んでいるのであれば取りに行く事も考えられます。今の所3-4巡程度の入札が有ると予想されていますが、補足ドラフトは予想よりも低い入札しか無い場合が多いです。それでも18チームがプロデイを見に来たそうですから獲得の可能性は低いでしょう。

 他にもDEやWRに良い選手が居るようですが、今のチームには必要有りません。RBで大物が居れば取っても良いと思うのですが、今年はそういった選手は居ないようです。またTennessee大で6-2のCB Demetrice Morleyと言う選手が居るのですが、成績が悪くて出場停止になりその後チームから追放されています。大型ですし高校時代はかなり有名な選手だったようなのですが問題児嫌いを考えれば入札する事は無いでしょう。

Jim Johnsonは帰ってくるのか

2009-07-14 07:56:00 | イーグルス
 トレーニングキャンプの日程が例年と少し変わっています。いつもはプレシーズンゲームの2試合目の前日くらいまでキャンプを続けるのですが、今年はプレシーズン緒戦の前日がキャンプの打ち上げになっています。ルーキーが7月26日集合、ベテランが29日集合で打ち上げが12日と言うのは日数的には例年とそれほど変わらないですから、プレシーズンゲームが始まるのが1週遅い分変わったように見えるのかもしれません。

 Donovan McNabb主催の練習が始まり、トレーニングキャンプまであと2週間になりましたが、Jim Johnsonが復帰するかどうかの情報が有りません。チームを離れる時には放射線治療を終えたら復帰すると言う事でしたが、このまま引退する事になるのかもしれません。DCとしてシステム作りとフィールドでの采配ならば車椅子でも出来なくは無いのでしょうが、体力の衰えは3年ほど前から顕著でしたし癌でなくても引退する年齢なのですから仕方が無いです。
 気になるのは後継者Sean McDermottがJohnsonの戦術をそのまま引き継ぐのかどうかです。弟子だからと言っても100%同じシステムを使うわけでは有りません、Johnsonの復帰の間の代理としてJohnsonシステムでミニキャンプは練習していたはずです。McDermottにも独自の理論があるでしょうし、チーム内部ではJohnsonが復帰するのか引退するのかの結論は出ていると推測します。McDermottに任せるのであれば早い段階で公表した方が良いと思うのですけれどね。
 キャンプ開始までにははっきりとした答えが出るでしょう、FA・ドラフトと高い評価を得た補強を続けているチームにとってJohnson.McDermottの引継ぎ人事はBrian Westbrookの手術と共に致命的な欠点として悪影響を及ぼす可能性が有ります。上手く処理してくれれば良いのですが。

焼けた芝生は元に戻ったのでしょうかね

2009-07-12 07:33:00 | イーグルス
 Donovan McNabb主催のミニキャンプが始まったようです。参加メンバーが誰なのか全員は分からないのですが、2009ドラフト組はJeremy Maclin.LeSean McCoy.Cornelius Ingramと全員参加していますし、去年ルーキーの癖に不参加だったDeSean Jacksonも参加しています。パスのタイミングなどルート調整が主になります、オフェンスのスキルポジションと若干のDBが参加する事になるようです。

 リーダーとしての統率力不足を問題にされる事もあるMcNabbですが、ずっとトレーニングキャンプ前の自主キャンプを開催していますし遊んでいるだけではないのです、ただ夜遊びなどが過ぎるだけで・・・例年OTAなどは初日から参加する事が多かったのですが、今年は他のベテランと一緒で後半からの参加となりましたし、ルーキーはファーストチームに入る事が少ないですからMcNabbの球を受ける機会は多くないはずです。1巡即戦力が期待されるMaclinにBrian Westbrookが手術で出遅れ開幕スターターの可能性が有るMcCoy、そしてデプスが薄く2番手としてそれなりのプレイタイムを貰う事になるであろうIngramと今年のドラフト組は1年育てて2年目からと言う例年の育成プランとは違う状況です(WRは厚いのでMaclinはじっくり育てるかもしれませんが)このキャンプでMcNabbの球をたくさん受けて慣れて欲しいですし、ルート取りやマークを外す技術を先輩から盗んで成長して26日からのトレーニングキャンプにつなげて欲しいものです。