イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

明日9時から実況チャットやります

2011-04-28 09:14:00 | イーグルス
 労使交渉にうんざりしつつもドラフトが明日に迫りました、明日は年に3回しか使わないYahooメッセンジャーのチャットを使った実況チャット「☆居酒屋★アメフト☆」を開催いたします。若干バージョンアップしているようですが、去年のドラフトのままでもそのまま使えるようです。
 当日はYahooメッセンジャーのチャット、スポーツ・レジャーのカテゴリー、プライベートルームに☆居酒屋★アメフト☆の部屋を作ります。どのチームのファンだとか、知識が有る無いは関係有りませんので気軽に入ってみてください。
http://messenger.yahoo.co.jp/


 例年はモックドラフトリンクから全部のリンク先に飛んで調査をしていた1巡2巡指名候補集計ですが、今年はそれを32チーム全部やっているサイトを教えてもらったのでそのまま流用します。週に1回くらい見ていたのですが、最初はOL(OTとCの合計)が1巡指名候補としてかなりの割合を占めていたのが、今週に入ってからCB指名の予想が伸びてきました。1巡候補の1位と3位だったGabe CarimiとMike Pounceyが23位まで落ちてこないでOLを指名しないモックが増えたと考えています。逆に2位だったJimmy Smithの割合が急に増えたのがCB指名予想増加の理由でしょう。
 1巡指名候補 (全てのモックの中で指名された割合)
1位 Jimmy Smith CB 32%
2位 Gabe Carimi OT 12%
3位 Mike Pouncey C/G 6%
4位 Nate Solder OT 4%
4位 Brandon Harris CB 4%
4位 Derek Sherrod OT 4%
4位 Akeem Ayers DE/OLB 4%
4位 Aaron Williams CB/S 4%
9位 Danny Watkins G/T 2%
9位 Corey Liuget DT 2%
11位 Cameron Jordan DE 1%
11位 J.J Watt DT/DE 1%
11位 DaQuan Bowes 1%
11位 Adrian Clayborn DE 1%
11位 Anthoney Castonza OT 1%
11位 Justin Houston OLB/DE 1%
11位 Robert Quinn DE 1%
以下0%(多分1票)がたくさん居ます
全体としてCBが42% OT26% DE7% C6% OLB(うちだとDEで使うでしょうけど)5%が1巡候補のポジションベスト5となっています

 2巡候補は
1位 Ras-I Dowling CB 6%
2位 Marcus Cannon T/G 4%
2位 Curtis Brown CB 4%
4位 Jurrell Casey DT 3%
4位 Benjamin Ijalana G/T 3%
4位 Ryan Williams RB 3%
7位 Greg Jones ILB 2%
7位 Orlando Franklin OT 2%
7位 Rodney Hudson G/C 2%
7位 James Carpenter OT 2%
7位 Brandon Burton CB 2%
7位 Banny Watlins G/T 2%
以下、1%と0%がたくさんとなっています。
CBが24%でOT14% OG12% DT11% RB8%とポジション別ではなっています。

 1巡も2巡もCBが1位になりました、これは2人連続CB指名ではなく1巡でCB指名と予想しないモックは2巡CB指名と言う事で、合計66%のモックが1,2巡どちらかでCB指名と予想しています。
 OLも同じ状況で1巡のOL3ポジションの合計は36%、2巡の合計は26%ですから62%がOLをどちらかで指名すると予想していると言う事になります。
 そしてパスラッシャーのDEが続いて、デプス補充が必要なDTとRBが2巡で増えてくる、一般的なチームニーズがそのまま統計として出た結果になりました。誰をどの順位で指名するのかはAndy Reidとそのスタッフに任せるしかないです、今回上位で名前が出た選手をそのまま素直に取ってくれると良いのですけれどね。
http://www.nfldraftdayinsider.com/NFLteam/PHI/Philadelphia-Eagles

今FA・トレード解禁は大混乱を招くでしょうねえ

2011-04-26 21:51:00 | イーグルス
 ロックアウトに対する裁判で5月16日に交渉再開する事が決まっていて、判決が出るのはその後かと思っていたのですが、ロックアウトが違法と判決が出ました。当然オーナー側は控訴する事になるでしょう、控訴するとしてその間までロックアウトは解除されるのか、控訴中はロックアウトが継続するのか、アメリカの制度が分からないので明日からどう変わるのかは分かりません。
 それでも、明日からFA・トレードが解禁されると言う事にはならないでしょう。なるとすれば、RFA拡大枠やベスト8に残ったチームはFA補強が制限される去年の制度が継続される事になるはずです。ここら辺は今回の判決を受けて、今後の見通しの記事が出るのを待ちたいと思います。


振り返ると素直に取ってるのかも

2011-04-25 22:59:00 | イーグルス
 今年のポジションニーズはCB>OL>DLなのは何度も書いています。例えばLBがニーズだとしてもLBの1巡指名は勿体無いから3巡程度で良いと言う事もあるのですけれど、CB.OL.DLは1巡でエリートを取りに行くに価するポジションですから素直に指名してくれると良いなあと思っています。

 過去のドラフトとニーズを考えてみます。去年はBraian Dawkinsを放出後に後継者育成に失敗した為にSが最大のニーズ、次にDEとOLBと言う感じでした。結果はトレードアップしてBrandon Grahamを取り、2巡でNate Allenと素直にニーズを埋めたドラフトでした(トレードアップした時はEarl Thomas指名を期待したのですけれどね)

 2009年はDrian Dawkinsの後継者、Brian Westbrookの後継者と怪我の多いKevin CurtisとReggie Brownの代役と言った所がニーズでした。結果はJeremy Maclinをトレードアップして取り、2巡にLeSean McCoyとニーズを埋めたものの、3巡以降はトレードダウンを繰りかえしてDB補強は5巡のVictor Harrisまで待つ事になります。素直にニーズを埋めたと言えなくは無い、と言った印象ですかね。
 Jason Petersを1.4.6巡とトレードで獲得しています。

 2008年はTRAとJon Runyanの後継者でOL、Javon Kearse放出でDEとラインニーズの年でした。1巡をトレードダウンして1巡コンビが最盛期だったDTからTrevor Laws(デプス補充もニーズでした)とDeSean Jacksonを指名します。結果的にスターターに成り得ているJeff OtahやSam BakerらをパスしてのトレードはDeSean獲得で大成功、Peters獲得でLTの穴埋めは翌年しています。
 ポジションニーズよりも能力重視のドラフトでした。

 2007年はトレードダウンしてKevin Kolbを取った年です、Donovan McNabbが怪我で後半欠場しJeff Garciaがチームをプレイオフに導き、QBをどちらにするかで悩んだ結果McNabbを選んだオフにMcNabbの後継者候補を取る、McNabbを信用しているのか居ないのか良く分からない指名となりました。
 ニーズとしてはDonte StallwaorthからCurtis(当時はSTLの3番手でした)に入れ替えたWR、Dhani Jonesを放出したOLB、KearseとJerome McDogleが怪我続きだったDEでしょうか。Kolbの後はVictor AbiamiriとStewart Bradleyを指名した。Garciaがスターターを求めた為に放出しバックアップQBが必要だったと言えなくもないですしニーズ重視の年と言えるのかもしれません。

 こうして見直してみると、毎年ドラフトに不満を持っている割に素直にニーズを埋めるドラフトをしているような気がするのが不思議です。高齢化が進むTRAとRunayn.Dawkinsらの後継者を取らず、弱点であるのは分かりきっているWRを取らなかった事などが不満の原因だったのでしょう。今年はドラフトで取れなくてもFAが後の為に即戦力で埋める事が出来るのでニーズよりも能力重視でも大丈夫なのですけれど、最近の素直に取る流れを見るとCBとOLにDLを1-3巡で指名するのかもしれません。

CB指名にこだわらなくてもいいのかも

2011-04-25 07:04:00 | イーグルス
 オフェンスで1.2巡指名を使うような要補強ポジションはOLでしょう、DCが首になったディフェンスの改善には戦術面の更新だけでなくタレントの補充も必要です。これまでAndy Reidはディフェンス重視のドラフトをしてきました、過去の1巡指名は圧倒的にDLが多いです。それが、最近は少しオフェンスに選手を上位指名するようになったように思えます、これはDonovan McNabbから次世代のQB(結果的に上手くいかなかったKevin Kolb)への移行の為に補助するタレントを取りに行ったのではないかと考えています。

 普通に考えると本人は現役続行を希望しているそうですが事実上キャリアエンドのEllis Hobbsの代わりを務めたDimitri PattersonはSTとしては十分でしょうけれどCBとしてはニッケルが精一杯でしか無い事が明らかで、長い間ニッケルCBとしてスターターの代役が出来ると見ていたJoselio Hansonもニッケルですら不十分な動きしか出来ないシーズンを送りました。そして、Trevord Lindleyもスピードに欠けてニッケル以上には使いにくいのが明らかになりました。つまり、RCBはスターター候補すら居ない、成長を待つ若手すら居ないのが現状です。
 誰もが今チームで最も大きな穴がAsante Samuelとコンビを組むRCBに有るのは認めているでしょう。即戦力のCBを上位指名するのは必須です。たとえFAで補強する事が出来るとしても1.2巡でのCB指名が無ければ失敗ドラフトと言われるでしょうし、私も失望のドラフトになるでしょう。


 Nate Allenの膝の怪我は開幕に間に合う予定ですが、トレーナーと接触出来ないのでどの程度回復しているのかは報道されません(選手→医者→チームと迂回する形で情報が流れているとは思いますけれど)そしてQuinti MikellがUFAとなります。Mikellに対して引きとめるつもりならば3月になる前に再契約をする事も出来ましたがUFAとして新年度を迎えています。Braian Dawkinsさえ放出したチームですしベテランとの再契約の可能性は低いでしょう。
 Kurt ColemanとAllenで2年目コンビを組めば良いのかもしれませんし、若手に偏る現状では中堅のFA補強が正解なのでしょうからドラフト上位でのS指名の可能性は低いと考えます。上位でCB、下位で2人目のDBをドラフトすると予想します。


 LBを重視しているのか、軽視しているのか良く分からないReid政権なのですが、2.3巡指名を結構使っています。なぜか2巡指名は大失敗、3巡指名はスターターとして残る(最近のOLB/DEは失敗してます)印象です。チーム事情を見てもStewart Bradleyを引き止める事が出来れば大きな問題では無いでしょうし、4-5巡での指名になると考えます。


 そして必要と言えば必要だし、どうにかなるといえばどうにかなるのがDLです。これまでCBとOLが圧倒的だった1巡予想にDLが混じるようになって来ました。
 DEはなんと言ってもBrandon GrahamのACL手術でシーズン全休の可能性が有ると言う点が問題です。Trent Coleのバックアップに収まったDarryl TappとJaqua ParkerをLEで使うようにTappを左右入れ替えれば、Coleはどうせ出っ放しなのですからGrahamの回復を待つのには下位指名でデプス補充をするか、1年限りのベテランFA補強でも十分と見る事も出来ます。
 しかし、ColeとJaqua共に前半の9月10月と後半11月12月を比べてサックは半分以下になっています。DBの弱体化も影響はしているでしょうけれど、使いすぎでスタミナ切れを起こしたと見るのが普通でしょう。
 そして、DLコーチの入れ替えでLEのセットの位置がRTの前からTEの前に変わる事が予想されています。ダブルチームを打ち破る大型DEを欲すると言うよりもRTよりも抜くのが楽なTEを相手にする事でパスラッシュを強調する事になります。

 DEが外に出る事、これまでのパスラッシャーにもランディフェンスを要求する意味不明の戦術から、DEはパスラッシュを主任務になるであろう今年の戦術への移行で最も影響を受けるのはDTと考えます。
 1巡コンビのMike PattersonとBrodrick Bunkleyのコンビ、Pattersonは足の衰えが酷いですしBunkleyは腕の怪我の為か不振でスターターから降ろされる事になりました。Bunkleyが復活出来るのであれば大きな問題は無いでしょう、Antonio Dixonと3人で通常営業をしてTrevor Lawsをサードダウンで使う形を取れば特別に補強が必要とは思いません。が、Bunkleyの不振がシーズン終るまで続いた事、Pattersonが前に出る足を失った事を考えると、世代交代を考える時期かもしれません。300ポンドで激しく動かなければならないDTの膝や腰などの寿命はそれほど長く有りません。
 今年のドラフトはDL豊作と見られています、23位でも良い選手が残っているでしょうし、その時点で指名出来るベストの選手を選ぶとなるとDLの1巡指名を考えても良いのかもしれません。


 人材不足が顕著なCBの上位指名は必須です、しかしReidの志向と今年のドラフトの状況を考えるとDLの上位指名が有るかもしれません。現段階でFA補強が終っていれば絶対にCBから取るべきですが、FAでのリカバーを考えればポジションにこだわらない指名が成功するようにも思えます。

オフェンスならばOL

2011-04-24 09:57:00 | イーグルス
 Micheal Vickが呼びかけた共同自主トレはいつの間にか終っていました。途中Jeremy Maclinが参加したと言う記事は読んだのですけれど、全体で何人が参加したのかは不明ですしそれほど長い期間やった訳でもなさそうです。

 
 ドラフトに向けて23位をトレードするのかどうか、どのポジションを狙うのかどうか、これも予想が難しくなっています。去年のように1巡候補のDEが3人居て、まだ誰も取られていないのに大きくアップするような事もしますし、逆に必要なポジションが有ると見られていてもトレードダウンするような年も有りました。
 今年はFAが後ですし、とりあえずドラフト無しでもどうにかするだけの戦力を揃えてからドラフトをするチームがどういう方針で行くのか難しいです。普通に考えればCBから指名しなければなりませんが、FAでどうにでもなると見ているならばどのポジションから指名しても問題ないし例年通りにドラフト指名のルーキーは即戦力ではなく2年目から仕事をしてくれれば十分と考えるドラフトをするのかもしれません。


 QB上位指名の可能性を考えると、当然Kevin KolbのトレードでVickのバックアップが必要になる場合、30歳を超えたVickの次を担うどうしても欲しい逸材が居ると考えた場合でしょう。Kolbのトレードは来年の1巡と化けるとすればその価格からしても当然出すはずです。現状でVickに16ミリオンKolbに6ミリオン今年支払う予定の契約で、Vickの契約延長でキャップを空けるとしてもサインボーナスを考えれば今年の出費は16ミリオンより大きくなる可能性が高いでしょう。Kolbを出す事で6ミリオンの出費を減らす事を考えていると思います。
 バックアップはFAで中堅QBを取る事も出来るでしょう、上位指名する時はAndy Reidが余程気に入った選手が居ると言う事です。


 RB上位指名の可能性に付いてはこないだ書いたので省略します。WRの上位指名も現状のトリオを見れば可能性は無いでしょう。DeSean Jacksonとの契約延長交渉が難航しそうな事以外に問題は全く有りません。


 TEの上位指名の可能性は低くないと思います。Brent Celekと契約延長をしましたが、Vickと相性が悪いのかキャッチミスが増えてしまい不振のシーズンを送りました。Vick潰しのブリッツに対してプロテクトを厚くするよりもショートエリアに頼れるレシーバーを送り込む方が話が早いでしょう、Celekがそうなってくれると良いのですけれど、前からCelekは5ヤードを取るよりも15ヤードくらいでいつの間にかフリーになっているタイプのTEです。
 大きくて手の良いTEを入れる事でショートエリアでのパスとブロック、そしてレッドゾーンでの決定を増す事を考えた場合にTEの上位指名が有るかもしれません。


 オフェンスに上位指名を使う場合の本命はOLになります。高年齢化と怪我は気になりますが左側のJason PetersとTodd Herremansのコンビを入れ替える余裕は有りません。Jamaal Jacksonの代役としてCとして成長したMike McGlynnでCが大丈夫なのか、Jamaalが復帰した場合McGlynnをRGで使うプランが有るようですが、RGでランブロックのキーになるような選手だとは思えません。
 Nick ColeにRFAオファーを出さず、Max Jean-GillesにRFAオファーを出したRG、少しはダイエットしたGillesですが平均以下のスターターでしかないですし補強は必須です。RTのスターターWinston Justiceも平凡なプレイに終始した1年でした。GillesとJustice共に押せず押されずでランブロックで期待出来ない右側ですし、Vickの背後を守ると言う点でもブリッツへの対応の悪さが問題になりました。
 OLに上位指名を2つ使うのは難しいですが、McGlynnの評価次第では去年のスターター3枚変える様な事にもなるかもしれません。改善が必要な右側はキャリア3-5年と若く、まだ延びる可能性が有ると新OLコーチHoward Muddが見ているのならば案外上位指名を使わないかもしれません。また、Muddが若手に対して不満を持っているのであれば下位指名を含めて3-4人OLを指名する可能性も有ると考えています。
 問題なのは直前22位を持つINDがモックを見るとかなりの確率でOLを指名すると見られている事、そしてその前のKCやNYGもOL指名の可能性が高い事です。1巡指名候補のOLは5-6人と見られ、23位には落ちてこない状況になるかもしれません。大きくトレードアップしてOLを取りに行くのか、23位に残った選手を取るのか、欲しい選手を取られてしまってトレードダウンするのか、OL指名を考えている場合フロントの動きは非常に複雑な物になるでしょう。