今回は「里見八犬伝(CS)」です。
里見家の姫と八犬士の一人との恋をベースに、悪の妖怪軍団と戦う犬士達の姿を描く。滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』に新解釈を加えた鎌田敏夫原作『新・里見八犬伝』の映画化で、脚本は「探偵物語」の鎌田敏夫と「人生劇場(1983)」の深作欣二の共同執筆、監督は「人生劇場(1983)」の深作欣二、撮影は「探偵物語」の仙元誠三がそれぞれ担当。
主演:薬師丸ひろ子、真田広之
共演:千葉真一、寺田農、志穂美悦子、京本政樹、大葉健二、福原時浩、苅谷俊介
その他:目黒祐樹、夏木マリ、汐路章、萩原流行、浜田晃、ヨネヤマママコ、岡田奈々など
<ストーリー>
安房の里見家が謎の集団によって滅ぼされた。やがて魔の手は、城を逃れた静姫のもとに及ぶ。だがその時、不思議な玉を持つ剣士たちが現れる。
1983年の作品だから、もう40年以上前の作品だ。
一度見た記憶はあるものの、細部まで覚えていなかったので、ある意味新鮮な感じがした。
とは言え、出演者たちは「懐かしい~」というか、みんな若い!
先日亡くなった寺田農の他、京本政樹、萩原流行なども出ているとは知らなかった。
千葉真一を中心としたJACのメンバーが主要な役柄を占めているので、アクションはかなりのものだった。
中でも、今だに「最高のアクション女優」と思っている志穂美悦子は、アクションもいいけど、とても綺麗だった。
特に、志穂美悦子と京本政樹のバトル、志穂美悦子と萩原流行のバトルは見応えがあった。
あと、玉梓を演じた夏木マリは、さすがの怪優ぶりでした。
内容としては、1970年代にテレビでやっていた人形劇「新八犬伝」をリアルタイムで見ているので、だいたいのストーリーは知っている・・・
・・・というか、これで覚えたのが、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」という言葉。
人形劇では主役が犬塚信乃であったが、今作では真田広之演じる犬江親兵衛となっている。
原作は長編だし、人形劇もかなり長い期間やっていたから、八犬士が集まるまでに相当な日数がかかっているのだけど、2時間ちょっとの映画なので、そのあたりはかなり簡略化されている。
全体的にうまくまとめたような気もする一方、中盤近くでの静姫(薬師丸ひろ子)と親兵衛とのラブシーンは、ムダに長かったような気がする。
ただ、一つ気になったのが、親兵衛は八犬士の一人である前に、実は玉梓の息子だったという展開になっていること。
玉梓たちの仲間になることを強要されるが、静姫から授かった笛によって、これを撃退するのだけど、もしかして「愛の力が魔力に勝った」ということなのか?
申し訳ないが、こういうベタな展開はあまり好きではない。
映像は、特撮などはさすがに安っぽかったのは仕方がないにしても、やはり「古いなあ」という感じがした。
とは言え、昔の気合が入った映画作りを感じることができたし、なかなか楽しめました。
ということで、評価は「B」にします。
里見家の姫と八犬士の一人との恋をベースに、悪の妖怪軍団と戦う犬士達の姿を描く。滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』に新解釈を加えた鎌田敏夫原作『新・里見八犬伝』の映画化で、脚本は「探偵物語」の鎌田敏夫と「人生劇場(1983)」の深作欣二の共同執筆、監督は「人生劇場(1983)」の深作欣二、撮影は「探偵物語」の仙元誠三がそれぞれ担当。
主演:薬師丸ひろ子、真田広之
共演:千葉真一、寺田農、志穂美悦子、京本政樹、大葉健二、福原時浩、苅谷俊介
その他:目黒祐樹、夏木マリ、汐路章、萩原流行、浜田晃、ヨネヤマママコ、岡田奈々など
<ストーリー>
安房の里見家が謎の集団によって滅ぼされた。やがて魔の手は、城を逃れた静姫のもとに及ぶ。だがその時、不思議な玉を持つ剣士たちが現れる。
1983年の作品だから、もう40年以上前の作品だ。
一度見た記憶はあるものの、細部まで覚えていなかったので、ある意味新鮮な感じがした。
とは言え、出演者たちは「懐かしい~」というか、みんな若い!
先日亡くなった寺田農の他、京本政樹、萩原流行なども出ているとは知らなかった。
千葉真一を中心としたJACのメンバーが主要な役柄を占めているので、アクションはかなりのものだった。
中でも、今だに「最高のアクション女優」と思っている志穂美悦子は、アクションもいいけど、とても綺麗だった。
特に、志穂美悦子と京本政樹のバトル、志穂美悦子と萩原流行のバトルは見応えがあった。
あと、玉梓を演じた夏木マリは、さすがの怪優ぶりでした。
内容としては、1970年代にテレビでやっていた人形劇「新八犬伝」をリアルタイムで見ているので、だいたいのストーリーは知っている・・・
・・・というか、これで覚えたのが、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」という言葉。
人形劇では主役が犬塚信乃であったが、今作では真田広之演じる犬江親兵衛となっている。
原作は長編だし、人形劇もかなり長い期間やっていたから、八犬士が集まるまでに相当な日数がかかっているのだけど、2時間ちょっとの映画なので、そのあたりはかなり簡略化されている。
全体的にうまくまとめたような気もする一方、中盤近くでの静姫(薬師丸ひろ子)と親兵衛とのラブシーンは、ムダに長かったような気がする。
ただ、一つ気になったのが、親兵衛は八犬士の一人である前に、実は玉梓の息子だったという展開になっていること。
玉梓たちの仲間になることを強要されるが、静姫から授かった笛によって、これを撃退するのだけど、もしかして「愛の力が魔力に勝った」ということなのか?
申し訳ないが、こういうベタな展開はあまり好きではない。
映像は、特撮などはさすがに安っぽかったのは仕方がないにしても、やはり「古いなあ」という感じがした。
とは言え、昔の気合が入った映画作りを感じることができたし、なかなか楽しめました。
ということで、評価は「B」にします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます