老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    若草山 山焼き

2018-01-27 21:11:17 | 俳句

   

    

 久しぶりの吟行となった。

この一週間は、日本列島の気温は冷蔵庫の中のようだと云われていた。

何日も前から、やきもきをして、風は雪はと気象ばかりに気をとられていた。

寒くはないか、雪は降らないかと、心配をつのらせていた。子供が遠足に行く前日に、てるてる坊主を吊るような感じで。。。月並みな表現だが、久しぶりだから本当に、楽しみだった。

奈良は午前中は風花がときおり舞っていた。

寒いからと完全武装をして来たが、山焼きの始まる時刻は人いきれとは外だから云えないが人々の熱に押され「寒神」がしっぽを巻いて去ったのか、暖かい若草山周辺であった。

          

最初は、打ち上げ花火で始まる。冬の夜空に花火が揚がる。

何の月だか、若草山の上にはお月さまが、、、そこを、めがけて花火が揚がる。

15分の花火ショー。

近くで花火を見たのは、、、頭上に首をのけ反らして見る。

誰かが喉が美しいと詠んでいたのを思い出しながら見た。

 

      🌃      冬花火古き都の山ふるう

 

         

 

      ❄    冬の月古代音楽流れくる

      🌃    寒の月鹿の目光る森の奥

二月堂の屋根が黒々と見える。

暗がりの森からいぶかしげに人を見ている鹿の群。

 

     ❄    煎餅の名は鹿ふんじゃった冬ぬくし

     🌉    りんご飴舐める兄妹毛糸帽 

     🌃    底冷や南大門の影ながき 

     ⛄    割箸は吉野の杉や風花す

     ❄    雪時雨青い愛染明王さま

 

 ひとりよがりの吟行句。

もうすぐ、淡路島の休憩所。疲れた😖💦

 バスの中で時間つぶしに書いた。

もう帰って寝るだけ。明日 推敲して、没にして。

楽しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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