夕闇のせまる公園での鹿。
森の奧へ日矢が届くか?、、、影が斑になっている。
こんな夕暮れになってもあなた方は帰るお家は無いの?と云われている気がしないでもない。
🍒 冬の鹿茜に染まる樹々の影
🍒 冬鹿に眇めでちらと見られけり
鹿のお尻が白い毛のが何匹かいた。群をなしているのも、中には角を伐られて切り口が真白いのもいる。
外国の観光客の子供が盛んに呼び寄せて小さい、犬や猫の餌のカリカリのような物を投げている。
以前、ソフトクリームをベンチで食べているとベンチの周囲を鹿に囲まれて、ソフトを投げ出して逃げたことがあった。
🍒 冬の鹿鳴くことを忘れゐたりけり
🍒 冬鹿の眼の奧のかなたの日
苦し紛れに生まれた吟行句。
しりとり俳句から
🍒 初旅は国生の島の福巡り (旅)
🍒 風花や飲み込む言葉ため息に (言葉)
🍒 雪解の畑より鋤の現れる (雪解)