
しりとり俳句仲間のラスカルさんこと、金子敦さんの句が、角川の歳時記(第五版)に掲載をされた。
☆ 春昼や時計の中へ戻る鳩 金子敦
もの憂い春のひととき。
鳩時計が時を知らせた。ポ ポ ポ 二つか三つか?
一時間毎の仕事を終えた鳩は、観音開きの扉を閉めて、時計の中へ戻っていった。
そうなんだ、言われてみればそのとうり。鮮明な景が浮かぶ。
俳句はこれ。何のてらいも無い素直な描写。難しい言葉も比喩もこの句には無い。
しりとり俳句から
🍒 春の丘ギリシャに似たるオリーブ園 むめこ
🍒 字余りにしようかどうか春の風邪 ラスカル
🍒 春の風邪メイクしやふかどうしようか むめこ
🍒 珈琲を少し甘めに春の風邪 ラスカル
🍒 飴玉でおはじきしてる春炬燵 むめこ
🍒 野遊びや飴玉に頬ふくらむ子 ラスカル
最近のしりとりコーナーから。
ラスカルさんにヒントを貰っていること多数。
あくまで時間潰しのお遊びだから、結社の投句をすることは無いに等しい。
今後ともよろしく。