今冬は特に、石油生産国の事情や中国などアジア圏での需要増により、石油製品が全般的に値上がりしているのはご存知だろうが、その中でも特に痛いのがガソリン、軽油、そして灯油だろう。
特に後者は暖房用として、厳冬になりがちな北日本と日本海側各地にとっては不可欠であろう。その灯油価格が高値に張り付いたままで推移しているのだ。
現在の全国平均価格は恐らく一斗(18L)当りほぼ消費税込み1400円前後、比較的安い名古屋地区でも消費税込み1300円を下回る所はない様だ。
このまま高値が続くと、住宅用、産業用共に影響は大きいだろう。特に一昨年震災に遭い、今又厳冬に見舞われている新潟地区の山間などは本当に死活問題となりかねないのではないか。
自動車用ガソリン、軽油の高値はある程度は止む無しとしても、生活への影響の大きい灯油に対して位は価格を下げる政策が打ち出されても良いのではないか?