コナサン、ミンバンワ!
先月催されたイタリー・トリノ五輪では金1個のみだった日本勢。1ヶ月後の今、開催中の同じトリノの障害者五輪、パラリンピックでは早々にメダル2個を決めている。こんな年も珍しいのかも知れないが、それにしても様々な身体のハンデを克服しての、障害者のレベルの高い競技が我国でももっと認知され、評価されても良いのではないか?
さて話は変わる。同じく日本勢が頑張っている種目に自動車競技の最高峰、F-1世界選手権があるのは良く知られている。
今年はメーカー直属の所謂ワークス・チームと呼ばれるホンダ、トヨタの両巨頭の他にかつての名ドライバー、鈴木亜久里さん率いる「Aguri F-1」が加わった。
車関係、ドライバーを初め全てが純日本チームの由。準備期間が限られた為、諸事大変だった様だが昨日の予選の結果、後方ながらも決勝には出られる様だ。
ホンダやトヨタもそうだったが、初年度はとに角学習の年。無理に結果を追わず、着実に完走して実績を積み重ねてもらいたい。エースとなった佐藤琢磨選手もその辺の事はきっと解っている事と思う。回り道の様でも、勝利や入賞は完走あってこそ、とは亡きA・セナ選手の言葉でもある。
チーム・フェラーリも復調して来た様だ。トヨタ・チームは今年よりタイヤを仏ミシュランより我らがブリヂストンに変更したが、素性の良さはトヨタ各位からも好評の様で、主戦ドライバーの1人、R・シューマッハー選手は「フェラーリは昨年の不調を、タイヤのせいにしてはならないだろう」との厳しい見解を示している。
さてこの後TVにて決勝の模様が放映される。俺はもしかすると明晩録画を見る事となるかも知れないが、とに角日本勢の奮闘は要注目だろう。