Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

回顧~夏の行路

2007-08-04 23:24:00 | インポート
「想定外」の事態とは言えなかったと思います。この言葉を口にしたら、多分言い訳になってしまう事でしょう。
明治末期生まれの祖父、大正初期生まれの祖母は、共に天寿を全うして逝ったと言えるでしょう。

前世紀末の平成10年代に入ってからは、大変頑健だった祖父母共さすがに健康面での衰えを隠せなくなり、入退院を繰返す様になります。「余り訪ねたりしない様に」との我が母の通達も、一面では分る様な気がしました。
特に昨2006=平成18年に双方が最後の入院をしてからは、以前より「何時かは・・・」と思い続けていた事が、確実に現実味を帯びて来た事を自覚させられたものでした。

人の命は有限であり、何時の日か必ず失われるものである、と言う真実を祖父母の葬儀の場にて、改めて思い知らされた気が致します。
「人様々」と言う言葉が示す様に、不運にも幼くして、又若くして、この世を去らなければならない方も少なからずいらっしゃいます。それに比すれば天寿を全うした祖父母の最期はある意味幸せだったのではないか、と今は己に言い聞かせている所。
祖父母が私に残してくれた多くの語録は今は割愛致しますが、この後の記事にて少しはご紹介できるかも知れません。

その父祖が育った長野の南信、そして私の生まれ故郷の東三河を結び、長大なローカル鉄道飯田線は、今日も走り続けています。*(山)*
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