Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

絶対に軽く見てはいけない 桜の害虫問題

2018-03-28 22:37:11 | 社会・経済

この日曜から今日まで4日間、金 正恩(きむ・じょんうん)朝鮮労働党委員長が初外遊。中国大陸 北京にて、習 近平(しー・じんぴん)国家主席との会談もあった様だ。来月には南北、5月には 世界が注目する米朝の 各首脳会談が見込まれ、金委員長としては 来る米朝会談向けの対応などにつき、少しでも習主席と意見交換しておきたかったのかも知れない。

米側の トランプ大統領は財界出身で、政治面の力量は未知の所あるも 利に聡い可能性が高く、ただでさえ困難が予想される交渉事などの対応をどう進めるか、話し合いが持たれた可能性は高そうだ。朝鮮半島の非核化という、長年の懸案実施を強く迫るだろう米国側と、中朝がどう向き合うか 我国としても、動向を冷静に注視して行く必要があろう。メインの懸案たる 半島の非核化、それに 我国のもう一つの未解決懸案 日本人拉致事件を、解決へ向け 少しでも進展させる為にも。

本題です。今季の国花 桜の開花が、全国レベルで早めとの話題は 報道などで広く知られている所だが、その桜の今後に暗雲となりそうな事象が、太平洋側の各地で進んでいる様なのだ。それは・・

元々は 中国大陸や朝鮮半島に生息の カミキリ虫の仲間 クビアカツヤカミキリが近年勢力を増し、我国の桜の幹を食害する事象が増えており、中には 深刻な症状から枯死してしまい 伐採のやむ無きとなった木も少なくないという。

当該害虫は 2012=平成24年頃 残念なるも 当地愛知に初上陸、以後 次第に関東一円や西日本にも進出。深刻な食害ダメージにも関わらず、我国内で 生態系に悪影響を及ぼす「特定外来生物」に指定されたのは、まだ今年 1月の事だという。行政の動きの悪さもさる事ながら、やはり国民市民レベルでの防疫意識が低いままである所に、問題の大元がありはしないか。

クビアカツヤカミキリは、この手の昆虫では特段に繁殖力が強く、多数発生しようものなら、いかな名勝でも 桜の木部へのダメージが大きければ伐採のやむなきとなるケースも複数あると聞く。放置すれば、我国内で 早ければ 今後概ね数十年以内で全滅してしまう懸念もあるらしい。つまり、このままでは いずれ我国全土の桜が 見られなくなってしまうかもという事だ。

今は、被害に遭った木の伐採しか対応策がない由だが、薬品メーカーも害虫駆除業者も、新しい駆除の為の製品や手段が普及する為なら、手を拱いてはいないだろう。関係各位の 製品化への努力に期待し、駆除技術の早期確立を祈念したい。国花たる桜と、春の我国固有文化たる 桜を愛でる風習を消してしまうのは、やはり拙いのではないか。画像は、先年の 当地近所 金山公園にての模様です。

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