Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大韓民国の北鮮化に 懸念を持て~続き

2018-03-07 21:17:49 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!久々に、この挨拶をさせて頂きます。今夜は、拙故郷の東三河に投宿。幼馴染みとの再会や、有志各位による天文画像の拝見などが叶った次第。明日の日中 帰宅を予定している。今夜の宿は、拙方が芳しからぬ印象を持つ 朝日新聞の無料配布があり、記事ネタ探しをしていた所。昨今の 森友学園問題に関する新資料報道などで、又も国会や世間を騒がせているのは事実だが。

この問題の詳細は、財務省の「限りなく隠蔽に近い沈黙」もあって 深い立ち入りは控えたいが、同省は 少なくとも国会招致を受け入れて、当該資料の誠実な説明に努めるべき。特に、現国税庁長官の 佐川元近畿財務局理財局長は、最早与野党を超えてのこの要請に、謙虚に応えて詳細を語るべき。そうでなければ、安倍自公政権は 佐川元局長を過度に庇った印象を持たれかねず、ひいては 今まで以上の政権不信を招きかねないだろう。

本題です。先日行われた、金 正恩(きむ・じょんうん)政権中枢と大韓民国 文(むん)政権特使一行の会合にて、来月 板門店(ぱんむんじょむ)にて、11年ぶりの南北首脳会談が実現する運びとなった由。決して真に受ける訳には行かない面も多々ありそうだが、まずは 今回会合での合意骨子を見て参りたい。

「韓国と北鮮の合意骨子」

一、4月末に 板門店で南北首脳会談を実施

一、緊張緩和のため、首脳間のホット・ラインを設置

一、「北」への軍事的脅威が解消され、体制が保証されれば 核を保有する理由はない

一、「北」は、非核化問題協議と関係正常化のため、米国と対話の用意がある

一、対話が続く間、「北」は追加の核実験や弾道ミサイル試射を行わない

以上の事共に関連して「北」はこれまで 3/18の平昌(ぴょんちゃん)パラリンピック閉幕後に予定の、米韓合同軍事演習の中止を求めてきたが、金委員長は韓国側に「4月に 例年通りの水準実施することを理解する」とも表明したという。同委員長は、米国トランプ政権による(軍事)攻撃を憂慮しているとされる。

今回 南北首脳会談に応じた背景には、対話に前向きな 韓国文政権を利用、制裁強化や米国の攻撃を避けたい狙いがあるとみられる。ただ 3/6付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞電子版は、論説で核保有の正当性を主張。核や弾道ミサイル開発継続の姿勢を変えていない。2月訪韓の 金 英哲(きむ・よんちょる)労働党副委員長も「核保有国の地位を確認した上での核軍縮交渉でなければ応じられない」としていた。

この訪朝結果は 3/8、米国向けに 韓国政府高官より説明され、追って 中・露・日の各国に対しても 同様に行われる予定という。「北」が、本当に非核化に応じるか はっきりしない中、米国が対話に応じるかは不透明だ。非核化が確認できるまで「北」が抑留する 米国人 3人の解放問題を議題にする案も 非公式に浮上している模様。

前記の「骨子」を通見して思うのは、「北」が非核化の意思を表明したとはいっても、同国への軍事的脅威解消や、体制の安全担保との 前提条件付。「南北会談行えば、核開発問題が解決するというのは、安易な考え」とするのは、米国政府高官経験者や、我国政府幹部に共通の見解だ。勿論拙者も同感で「何でも、話さえすれば分かる」とのお花畑思考では、ただでさえ超難物の「北」の非核化など 当然不可能と心得る。

問題は、そればかりではない。我国には、昭和期以来の 日本人複数が被害の拉致事件の大部分が未解決のまま。先月の平昌五輪開会式に臨まれた安倍総理大臣が、会見叶った「北」高官に、前述事件の解決を求めたのは当然の事だが、この所と、我国の安保のためにも「北」主導の朝鮮半島統一を許してはならず、南北首脳会談初め 半島の情勢は、国民市民レベルでの注視と関心を向け続けることが大事と心得るものだ。今回画像は、時折出かける 新潟・山形両県境近くの日本海岸の模様。通る線路はJR羽越線。

コメント (2)
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