Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

外交政策は大丈夫か

2018-03-15 22:03:09 | 国際・政治

2018=平成30年3月も、早折り返し点となった。これから暫くの間 彼岸の時季は、ご存じ「三寒四温」。昼夜の寒暖差が大きく、健康面のリスクも増えるので、できるだけ気の緩みがない様にして、好い体調を維持したい所です。

本題です。この所の国会は、森友学園の国有地払い下げに関連しての、財務省文書に不正書き替えがあったかどで、各政党による追及が続く。その事全部に反対ではないが、やはり国政全般とのバランスも顧みた上で進めるべき事共だろうと心得る。以下 今日の某ネット記事を引用して、こうした所を見て参りたい。

「対北朝鮮、緊密連携を確認=日韓、3年ぶり安保対話」

日韓両政府は 15日、外務・防衛当局の 局長級による安全保障対話を 防衛省で開催した。韓国と北朝鮮による 4月末の南北首脳会談や 5月までに想定される米朝首脳会談を見据え、「北」の核・ミサイル問題への対応を中心に協議。「北」から意味のある成果を引き出すため、あらゆる機会を通じ 米国を含む 3ヵ国で緊密に連携することで一致した。

対話では、韓国側が 米朝首脳会談開催合意などについて説明。日本側は 韓国の役割を評価した。3月末から 4月初めに始まるとされる 米韓合同軍事演習についても意見交換。日本側は「北」に最大限の圧力をかけるため、着実に実施することが重要と主張したとみられる。

朝鮮半島有事の際の 在韓邦人保護についても議論した。

安保対話は 2015=平成27年4月以来 3年ぶりで、今回が 11回目。日本側から外務省の金杉憲治アジア大洋州局長と 防衛省の弓削州司国際政策課長、韓国側から 同国外務省の金 容吉(きむ・よんぎる)東北アジア局長と 国防省の朴 哲均(ぱく・ちょるぎゅん)国際政策次長が出席した。

前述の対話は、朝鮮半島情勢が不透明な折、本当なら河野太郎外相や、小野寺 昭防衛相に出席願っても良いレベルだろう。純然たる国内問題である 森友問題とかでも、国会審議は全閣僚出席の原則に拘泥、結果 外交防衛に関する重要会合に 当該大臣が出席できないケースがあるらしい。これは、状況により代理答弁に道を開くべしとする、河野外相の主張に、我々は耳を傾ける必要がありはしないか。

もう一つ、渦中の 麻生太郎財務相兼副総理も、前述問題対応へのあおりで、近く南米で開会予定の 主要20ヵ国・地域財務相・中央銀行総裁会議への出席ができなくなった由。今回の会合では、所謂仮想通貨が、不正な海外送金や資金洗浄マネー・ロンダリングに利用されているとされる件につき、既に世界に先駆けて業者登録制を導入した我国が、仮想通貨交換業者の登録・免許制を世界に広める上での議論を主導できない可能性も出て来た。

又、米国が進もうとしている 保護貿易志向との向き合いも、我国が主導できなくなる事が懸念されると言う。G20では、各国財務相が個別の会談を行い、互いの懸案の話し合いや、全体会合での意見調整を図るなど 重要な会合とされる。そのような場に、謂わば自業自得とはいえ 財務相欠席となった事で、我国の立場は難しく 不利になるとの見解が有力になっているらしい。

財務省の起こした 森友関連文書書き替え 事実上の改竄問題は、それは正しい追及も必要だが、外交安保の重要事案が 同時に進められる様な場合には、当該大臣の代理国会答弁を 副大臣などによる代理答弁を広く認めるなどの措置を講じられる様、与野党の立場の差を超えて目指すべきだ。守るべき国益、国民市民の命と福利に関わる様な状況下なら、尚更である。今回画像は、この年初 当地北郊の清洲城趾近くで見かけた 四季桜の様子を。

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