Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

遅れましたが、広島原爆忌の事少し

2020-08-07 20:57:41 | 国際・政治

昨 8/6は広島の原爆忌。一日遅れは恐縮だが、まずは累計 30万超の凄絶な犠牲各位に心よりの弔意と、今も原爆症を初めとする後遺症で大変な苦労をされる方々にも 改めてのお見舞いの意を表したい。流行続く中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎の影響で今回の祈念式典は大幅な参加制限下で行われた様だが、安倍総理や主要国首脳複数も出席しての 概ね平穏な進行は評価したい。

続く 8/9は父の出身地でもある長崎の原爆忌。規模的な所はとも角、犠牲被害多数とダメージの深甚さは広島と同じ。やはり静かに弔意とお見舞いを申さなければとも思う。今は同盟国といえど、米合衆国による犯罪的所業は史実であり、我々日本人はこうした事共と真摯に向き合い、これからも検証を続けて行く必要があるのだろう。

史実の伝承に関し、やはり大きな問題は 当時被爆された各位の高齢化だろう。原爆を初め 先の大戦に関する諸事の語り継ぎが大きな問題とされる様だが、今日拝見した某 TV番組では、最近台頭著しい人口知能 AIを活用した「語り継ぎ」の取り組みが紹介されていた。史実の正確な伝承には大きな力となる可能性があり、考えたくはないが 当時をご存知の原爆被爆各位を初め、戦争経験世代の余命が限られている事を考えれば 早めの技術確立が求められる所だろう。政府にしても 折からの感染症対策で大変な所は分かるが、開発陣を強く援護すべく 必要な予算や補助金の手当ても強く望みたい所だ。

原水爆禁止の動きは勿論野党側にもあるが、日共勢力と他の野党間で見解が対立し、運動が分裂して行われた事も、史実として把握しておかねばなるまいて。戦後約 20年を経た昭和中頃の高度成長期には、既に日共系の原水爆禁止日本協議会と 旧社会党などがメインの原水爆禁止日本国民会議に分かれての運動となって行った様だ。世界唯一の被爆国との立場からは 当然日本及び日本人としての統一開催であるべきはずだが、分裂当時は東西冷戦期と重なった事が背景にあるらしい。

双方の主張は曖昧な所もあり、拙者は追い切れないでいる所だが 一方が原水爆全禁を目指したのに対し、他方が 当時の旧ソ連や中共といった共産圏防衛目的の核保有は許容されるとの主張から、見解対立→分裂の途を辿った模様。どうも共産圏防衛の為の核保有を是としたのが当時の日共系の様で、相応の変節はあるにせよ、この分裂は未だに続いているらしい。欧米への忖度から 核兵器禁止条約批准に踏み切らない政府野党もそれは揶揄されるだろうが、こうした経緯をみると 野党側も強い批判ができる立場とはいえないのではないか。

昨日の広島にての式典には「やっぱり」今や賞味期限切れ状態となりつつある「九条の会」や左派容共勢力複数が、会場周辺で街宣活動などの挙に出た様だ。この内拙者が好感しないのは、一部の向きによる 所謂「ダイ・イン」と呼ばれる行動だ。弱者の死をイメージした 地面に臥して行う行動様式だが、これは反って原爆犠牲の方々への非礼に当たるのではと感じられてならない。この事は過日、作家・曽野綾子さんが批判されていたものだが、むしろ黙して哀悼の意を表した方が、余程弔意を伝えるに相応しい態度だろうという事だった。拙者も曽野さんのご見解を支持する者である。

これら左派容共勢力の出方は 会場周辺での相当な密集状態を招き、折からの感染症への用心も蔑ろにするレベルだった様だ。よくこの勢力は「目標の為には手段を選ばない」事が指摘されるが、これは今回も概ね同様だったという事か。広島県下も 感染症の影響は決して楽観できない状況の様だが、もしも集団感染クラスターなどを生じたら 一体誰が責任を負うのかなどを一度尋ねたいものとも思う所だ。

又 この連中は米合衆国の核兵器に関する事共は強く非難するも、中露や北鮮のそれについては黙秘する様だ。不都合な真実とは向き合わぬという事か。まぁそれは、相当数の既成メディアが頼る「報道しない自由」にも通じるものだが。今回画像も先年ので恐縮。神戸市内にて、関西より広島方面へ向かう JR臨時便「サロンカーなにわ」の様子を。以下に、関連記事をリンク致します。このブログ主様の主張にある様に、再び原爆の惨禍を招かぬ為には、我国も二度と原爆を使わせぬ為の 何らかの力を備えるべきなのかも知れません。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3914.html

コメント (6)
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