Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

立民・小沢衆議発言に見る「手詰まり感」

2020-10-07 21:04:50 | 国際・政治

安倍前→菅(すが)現内閣への交代と前後して、野党側の立憲民主・国民民主両党間でも動きがあり、後者の多くが前者に事実上併呑されたのはよく知られる所だが、それにしてもその支持率は一向に上向かない。枝野党代表は折々清新さを強調されるも、実態はかけ離れている様だ。実は国民民主→立憲民主への合流組には 元自民の小沢一郎衆議も含まれるのだが、同氏の言動には「政局のみ重視ではないか」との疑念が付き纏う様で、拙者も同感だ。以下、某ネット記事を引用して 少しみて参ろうと思う。

「小沢一郎氏『国民に説明する必用などない』まさに戦前の思想・・菅首相の(日本学術会議人事)拒否問題」

小沢一郎衆議が 10/6、ツィッターを更新。日本学術会議推薦の新会員候補 6名の任命を 菅首相が拒否した問題について「政権を批判できない最悪の社会になる」「正に戦前の思想」などと懸念を示した。

小沢氏は、菅首相が「日本学術会議推薦の 学者 6名の任命を(事実上)拒否した具体的な理由は明らかにしなかった」とのニュースを引用。「説明しない、説明できない政治。国民に説明する必用なんてないと。民は由らしむべし知らしむべからず。まさに戦前の思想。民主主義の真逆」と説明責任を果たさない菅首相を批判。「パンケーキで国民を騙せると思っている。国民は学問の自由にも思想・言論の自由にも関心はないと思われている。最後に政治のレベルを決めるのは国民」と指摘した。

また 小沢氏は「排除の論理。こんな人たちに負ける訳にはいかないんですと、国民の分断を図った安倍前総理と同じ」と投稿。「批判者は見せしめのため徹底的に潰す。それで官僚もメディアも忖度(そんたく)集団に成り下がった。次の標的は学者。こういう雰囲気は最終的には民間にも広がる。政権を批判できない最悪の社会になる。最後は国民次第」と熟慮を求めた。(引用ここまで)

何ともまぁ、左傾メディアの朝日新聞、共同通信、東京放送TBSの各一味と似通った様な「相手への貶め志向」もさる事ながら、多分に「今の味方」左派容共勢力向け情宣の匂いがプンプンだ。完全無欠とは行かずとも、菅自公政権も基本は戦後一貫した議会民主制に基づく議院内閣制によって生まれた正統な政権であり、小沢衆議が国民市民の不安を煽るべく表した「政権を批判できない最悪の社会」「正に戦前の思想」への不良な回帰など断じてあり得ない。

「排除の論理。官僚もメディアも(政権への)忖度集団になり下がった」の下りも全く不正確だろう。事実ならば、今頃前述左傾メディア 3社局は とうに報道活動を停止させられているはずだ。それがないのは日本国憲法保障の「言論、表現。集会の自由」が原則的にせよ平常運転されている証左ではないか。特定野党幹部の言動に共通する事でもあるが、小沢衆議も例外たり得ず 対政権野党発言には露骨な「貶め志向」が付き纏うというのが正直な所だ。

小沢衆議の対政権与党言動は、今回の引用記事以外にも共通して「貶め」「相手へのダメージを図る」点では共通にして毎回似た様な展開になっており、正直な所 手詰まり感が拭えない。ネットを含めた読者各位からは「過去の人」「終わった方」「政局だけの政治屋」といった揶揄が飛び交うというのが実情だろう。菅現政権の強権化懸念にしても、かつての旧民主党政権期に 小沢衆議自身が同党最高幹部として、似た様に挙に出ていた記憶が拭えないではないか。その事を棚に上げ、頬被りをして相手を攻撃した所で、何の説得力もないと心得る者だが。

小沢衆議は、実は早期の衆院解散総選挙を望んでいるともいわれる。合流後の立憲民主党発足に当たり「一年以内の政権交代」との派手な目標をぶち上げたが、所詮は「取らぬ狸の皮算用」に終わる可能性が高い。現立民党には 小沢衆議に続き、元保守系で選挙に強いとされる 江田憲司、中村喜四郎の各衆議も合流してはいるが、選挙と政策が別物である以上 対処能力には限界があろう。

前述の 日本学術会議人事問題の根底には、安保問題に際し、当該学者の一部が中国大陸の所謂「千人計画」の軍事的分野に結果的にせよ関与した疑いが取り沙汰されており、与党税調会長でもある 甘利 明衆議ら与党幹部間でも情報が共有されている様だ。菅総理には、この我国の独立を脅かしかねない事象につき、蛮勇を持って日本及び日本人に説明を行う必要があると心得る者だが。今回画像は、JR名古屋駅西方の新市街「ささしまライブ」辺りの様子を。正面に広がるのは JR東海・名古屋車両区です。

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