昨夜遅く、大変残念な報を聞いた。既にかなりの遅れを来していた 三菱重工グループによる新型旅客飛行機「スペース・ジェット」計画が大幅に規模縮小、少なくとも当分は事実上事業凍結の方向となった様だ。世界的流行が中々に治まらぬ 中国大陸由来の新型コロナ・ウィルス感染症のあおりで内外の航空企業の業績が大きく悪化、当分機体需要が見込めない事が大きな理由とされる。
正直 血税まで投入された大型プロジェクトなだけに、単に「残念」で片付けるべき問題に留まらないのは事実だが、いずれ需要回復の暁には、遅れる事なく参入して行ける技術力を是非磨いておいて頂きたいもの。このまま終わりでは、決して全日本人が得心しないだろうから。
本題です。前述の国産初、新型旅客機開発凍結は残念な出来事だが、世の中には正直申して その事象が必ずしも残念ではない出来事もあるものだ。昨日判明した、社会民主党の事実上分裂劇などは 我々日本人は努めて冷静に受け止めるべき事共だと思うのだが。以下、某ネット記事を引用して 少しみて参る事にしようと思う。
「社民、分裂へ=立憲合流で離党容認」
社民党が、同党残留組と 立憲民主党に合流する勢力に分裂する見通しとなった。10/22の常任幹事会で、立憲に合流するための離党を容認する議案を 11/14に東京都内で開く臨時党大会に諮(はか)ることを多数決で決めた、
合流を推進する 吉田忠智・幹事長は記者会見で 議案は残留、合流いずれの選択も理解し合うとの内容で、過半数の賛成で採択されると説明。「皆さんの賛成を頂いて 歴史的に臨時党大会になるようにしたい」と述べた。
議案が可決された場合、4人の党所属国会議員で残留を選択するのは 福島瑞穂党首だけとみられる。社民党は 昨年 7月の参院選で 2%以上得票しており、公職選挙法や政党助成法が定める政党要件は引き続き満たす、福島党首は「社民党が残るのは良かった。これから頑張っていく」と記者団に語った。(引用ここまで)
「今更何を・・?」これが、拙者を含む多くの各位が抱く、傾ききった社会民主党の第一印象だろう。戦後の高度成長期、保守側の自由民主党に次ぐ第一野党だった 旧社会党の面影は最早なく、「歴史的な臨時党大会になるようにしたい」とか「これから頑張っていく」などとのたもうた所で、現状でも所属国会議員が衆参計でも 4名。離党容認なら内 3名が立憲民主党に合流見込みだという。
とりあえず「党が残って良かった」などと言うのは自由だが、党首選をみても 後継を含む人材不足は明らか。このまま行けば、次かその次の参院選で存廃を問われる事となろう。まぁ日共と並ぶ容共左派の巣窟たる以上 何らの期待も希望も抱かぬ保守視点からは当然の退潮だし、適当な時期に消えていくのが至当と 拙者などは思うが。今回画像も先年ので恐縮。大きな水害ダメージから立ち直り、最近運転を再開した、箱根登山鉄道線の様子を。