Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

野党内紛は ただ静観あるのみ

2020-10-27 23:19:01 | 国際・政治

昨 10/26は、発足から 40日を経て初めて 菅(すが)総理による所信表明演説が持たれ、野党側からは「遅い」などと 批判の声も複数上がっている様だ。日数を要した事を揶揄する前に、今は中国大陸由来の新型コロナ・ウィルス感染症による諸々の悪影響への対処など、平時ではない事に想いを致す事がなぜできないのか?拙者にはその方が不思議だし、不審だ。

その野党側で、党組織の再編合流に絡む(一種面白い)不協和音が聴こえてきた。余り意味のある事ではないかもだが、以下 某ネット記事を引用してみて参りたい。

「社民消えれば『わが党の時代』=立憲幹部軽口、福島氏は不快感」

「もう一つ消えれば、ようやく本格的にわが党の時代が来るのではないか」。立憲民主党の安住 淳・国対委員長は 10/26の両院議員総会で、国民民主党の衆院統一会派からの離脱に続く 社民党の立憲への合流の動きを捉え、こんな軽口をたたいた。社民に消えてほしいと言わんばかりの発言に、福島瑞穂・社民党首は強い不快感を示した。

安住氏は 昨年秋の臨時国会で結成した統一会派名「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」を振り返り「ものすごく長い名前だった」と指摘、国民(民主)が参院に続き衆院の会派からも離脱することに触れ「幸か不幸か 衆参とも足並みは揃った」と半ば歓迎してみせた。

これに対し、立憲への合流に加わらない福島氏は記者団に「社民党は存続する」と反論。「リスペクト(尊敬)し合いながら一緒に頑張ろうということなので、とても残念だ」と安住氏を詰(なじ)った。(引用ここまで)

社民党は今日までに 当初の分党を伴う立憲民主党との合流を断念、希望する同党議員の移籍を認めるかどうかの代替案を 11/14の党大会に諮る方向との話を聞いた。直接には安住立憲民主国対委員長の 失言そのものといえる不用意な軽口にあるのは分かる。しかしそこから、同党古参の小沢一郎衆議の目指す 政局第一の印象が否応なく着き纏う所は、我々保守側は落ち着いて見て参る必要があろう。

対する社民党側も、決して大口は利けない。同党の国会議員 4名中 3名が立憲民主への合流を是とし、党としては当分残りはするものの、党首選などの人材不足は否めないものがあろう。現に福島党首は、これまでの党首選での無投票当選が何回かある様だ。この一事を見ても、社民党は人材危機が相当に進んでいるとみるのが至当だろう。党内に分党的合流への大きな反対勢力がある事は分かった。

とまれ 安住国対委員長の無神経な呟きも、それを揶揄する福島党首の陳腐な出方も、共通するのは 結局両党の「政策より政局」の再確認には役立ったという事だろう。それぞれに方向性の微妙に異なる政治組織を上手く合流させるのは、それは困難を伴うものだろう。安住国対委員長の前述言動は、そうした所を踏まえてのものだろうが、やはり「本音を上げて滑った」印象は如何ともならないだろう。

まぁ相手が退潮局面の社民党だから「どっちもどっち」という事で、左傾したどうしでせいぜい些末な事でやり合っておれば良く、我々はそれを静観しておれば良い様にも感じられるのも事実。今回画像は、昨年から東日本地区の JR線に現れ始めた ハイブリッド・ディーゼル動力を備える新型気動車の様子を。新潟・福島県境に近い JR磐越西線で初めて目撃したものです。

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