Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

独の所謂「慰安婦像問題」対応遅れにはなったが

2020-10-28 22:39:53 | 国際・政治

今月半ば、ドイツ国の現首都・ベルリン市内の公有地に大韓民国系民間団体による所謂「慰安婦像」設置が報じられた問題。一旦は撤去が決まるも、当該団体が現地行政裁判所へ向け 差し止め申請の挙に出たとかで、当面この像は存置される事になりそうだ。勿論、我国の外交面にとり好ましくないのは事実。

この問題につき 遅れはしたが、我国の対ベルリン友好自治体複数からも 同像撤去を目指す動きが出てきた様だ。当然の事と心得る。以下 某ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「独・慰安婦像 友好都市が撤去求め」

独・ベルリン市中心部の公有地に韓国系市民団体が設置した従軍慰安婦を象徴する少女像を巡り、友好都市・姉妹都市として提携する日本国内の自治体から ベルリン側に対応を求める働きかけが相次いでいる。外務省は 10/28の自民党会合で、同像撤去に向け 日本国内の各自治体と連携していると明らかにした。

像が設置された ベルリン市ミッテ区の友好都市・東京都新宿区の吉住健一区長は 10/21、ミッテ区長に書簡を送った。独在住の日本人やミッテ区への交流事業に参加を希望していた新宿区住民らから、像設置を受けた日本人差別を懸念する投書が相次いでいると指摘。「両都市の友好に有益な結論を期待する」と対応を求めた。

日本政府関係者は「ミッテ区長は 像が特定の慰安婦を象徴することを十分把握せずに最初に許可したようで、(韓国市民)団体と日本側の板挟みになっている」と話す。(引用ここまで)

一部の諸外国設置で問題化している 所謂「慰安婦像」問題。今回も後手にはなったが、我国側の対独友好及び姉妹自治体複数の 撤去を求める表明は一定の評価をしたく思うものだ。戦中の反省も一定必要とはいえ、大韓民国政府の後ろ盾もあるとされる同国系市民勢力の出方は、明らかに行き過ぎだ。そもそもこの問題の発端は、我国の代表的反日メディア・朝日新聞の捏造的誤報による所が大きく、これが元で韓国の対日感情も悪化したまま現在に至るのである。同紙はこの件につき、我国内向けに謝罪表明したも、対外的なそれは不作為が疑われるとされる。

歴史問題との向き合いも一定の必要は認めるも、あくまでも少女像問題に対しては、我々日本人は「それはそれ、これはこれ」の複線思考を貫く必要があり、その意味から今回の対独友好・姉妹提携を持つ各自治体の対応は、遅れはしたが概ね妥当なものと申して良いと拙者は思う。韓国系市民勢力は、かねてより 所謂「ロビーイング」と呼ばれる対外的情宣活動に長けており、これに我国側も黙っていては 韓国側の一方的主張に押されかねず、又 日韓の歴史的経緯に疎い諸外国に対し、間違った信号(シグナル)を送る事となりかねない。同像展示の問題は 昨夏の当地芸術祭関連展示でも生じており、拙者にとっても地元同様の問題と受け止める次第。

後手に回ったのは遺憾だが、政治情宣巧者ともいえる韓国系民間勢力に良からぬ敗北を喫さぬ為にも、その手強さを自覚の上で、外務省を初め 我国の関係各位も、必要な発信は強く正確に打ち出して頂きたいものである。それも又 安倍前政権→菅(すが)現政権へと引き継がれる「健全に主張する外交」の大きな一環といえるのではないか。今回画像も先年ので恐縮。折々投宿機会のある新潟市内、信濃川の川下に架かる 柳都(りゅうと)大橋の夜景を。新潟港からも至近の所です。

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