Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

日本版「航行の自由作戦」→尖閣海域で実施検討を!

2020-11-22 22:23:32 | 国際・政治

国会の憲法審査会で審議中の 国民投票に関する法律について、立憲民主党の某女性衆議が「国民投票という手法は、改憲にそぐわない」とか「国内の分断を進める」などと 民主主義の基本たる国民の意思表示の為の国民投票法の議論を妨害する様な言動を晒したらしい。

ホント、支離滅裂の一言だ。普段「国民ガー」 「民意ガー」などと声高に言っておきながら、自党自勢力に不都合な決め事となると 言葉を弄したり脅しの挙に出たりで 何とか握り潰そうとする意図だろう。前後して表された 立憲民主党の憲法問題との向き合いも、自衛隊の地位保全の為の第 9条見直しとかは「所謂平和主義に背くもの」として断固認めない方向だそうだ。だとすれば結局、日共や社民が従来から吠ざき続けてきた「改憲の議論さえ認めない」との不良な方向性から一歩も抜け出していないという事になるが。前出の女性衆議の名は、記すのもアホらしいので伏せさせて頂く。

本題です。昨日今日のネット記事をざっと見していたら、一つ面白い記事を発見。以下引用して、この問題を少しみて参りたい。

「航行の自由作戦 日本版見送り?」

中国(大陸)の軍艦や海警局艦船による我国の領海侵犯の対抗措置として、政府内で 2016=平成 28年、中国(大陸)が南シナ海の人工島周辺で「領海」と主張する海域を、海上自衛隊艦船に通過させる作戦計画が浮上していたことが 11/21、分かった。米合衆国が展開する「航行の自由」作戦の日本版。ただ当時の安倍政権中枢が、中国(大陸)の反発で関係が極度に悪化する懸念があると判断し実施を見送った。関係筋が明らかにした。

中国(大陸)の習 近平(しー・じんぴん)指導部は近年、領有権主張で攻勢を強化。我国側は深刻な事態に発展しないよう慎重対応に終始しているが、領海侵犯には強い対抗措置を取る備えをしていたことが判明した。(引用ここまで)

「領海侵犯には強い対抗措置を取る備え」は「していた」ではなく「今でも取り続ける」事が必要ではないのか。確かに遠い南シナ海にての 中国大陸が権益を主張する海域の海自艦航行は相当にリスクのある行為だったろうし、自衛隊の本来業務を逸脱するとの見方もできはするだろう。

しかしながら、沖縄・尖閣海域となると話は違う。本来我国固有の領土領海であり、中国大陸との間に領土問題は存在しないのだ。だから中国大陸による領海侵犯行為が続く様なら、状況こそ違え 海自艦が警戒出動できる様、必要な法整備を含め 態勢整備に努めるのが筋ではないのか。これは現憲法 9条といえど否定しない「固有の自衛権行使」の範囲内でもある。政権内の媚中勢力に「揉み手擦り手」の忖度などする筋の事ではない。

複数の東南アジア諸国と揉めている海域の問題は、沖縄・尖閣の件を抱える我国にとっても 他人事では済まされない事だろう。前述の検討事例は、特定野党なら早速対政権与党攻撃材料にする事だろうが「臭いものに蓋」の姿勢ではいけない。この事例をよく学んで再検討し、尖閣海域保全の為に活かして行くのが 真の我国益の為に必要ではないのか。

この件については、特定野党は騒がせておけば良い。菅(すが)政権にはこの事例を冷静に分析、研究を願い、海保と海自の連携を更に進め、中国大陸艦船の尖閣海域への出入り意図を挫く為に、最大限の努力と 知力を尽くした作戦措置の案出と実行をお願いしたいものだ。今回も思い出画像で恐縮。三重・南勢の熊野灘に繋がる入江の様子を。通る線路は JR紀勢線。

コメント (4)
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