Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「皇女」「夫婦別姓」両問題共、拙速な反応は危険だ

2020-11-26 21:48:35 | 国際・政治

第三波の流行が進むとされる 中国大陸由来の新型コロナ・ウィルス感染症禍の隙を突く形で、我国固有文化の根幹に関わる問題が進んでいる様だ。一つは皇室の安定に資する為との、所謂「皇女」問題。もう一つは かねて野党勢力やそのシンパたる左傾学界やメディア勢力が叫ぶ「選択的夫婦別姓」問題。どちらも、そのまま看過していては 我国の文化的あり様を大きく損ねるリスクをも孕む所があり、決して無関心でいてはならないと強く思う。以下それぞれ 某ネット記事を引用して、少しみて参りたい。まずは「皇女問題」から。

「政府『皇女』制度の創設検討。女性(皇族)結婚後に公務委嘱」

政府が 皇族数減少に伴う皇室活動の担い手確保策として、女性皇族が結婚した後に「皇女」の尊称を贈り、公務への協力を委嘱する新制度の創設を検討していることが分かった。

皇籍を離れた後も活動に関わってもらい、皇室の負担軽減を目指す。結婚後も皇族の身分を保持する「女性宮家」の創設は、女系天皇の容認に繋がる可能性があるとして見送る方向だ。政府関係者が 11/23、明らかにした。

皇女制度は、女性宮家や女性・女系天皇の是非を問う議論には直接結びつかないため、男系による皇位継承を主張する保守派の賛同を受けられるとの判断が背景にある。皇女は 特別職の国家公務員。(引用①ここまで)

政府案として 一定は考えられた案である事は分かるが、拙速な結論はいけない。一部野党からは 皇女となる方の意思に反して皇室公務を委嘱できるのか?との疑問が呈されており、日共初め特定野党からは「あくまで女性・女系天皇容認の議論まで広げるべき」を迫る主張もある。これの最終目標が 皇統廃絶にある事は明らかで、決して認めてはならない見方だ。

又、相変わらず明らかに意味の異なる「女性天皇」と「女系天皇」を混同して同じ意味に見せかける偽装をやめないのも警戒すべき所だろう。「女性宮家」議論が、旧民主党政権下で保守側から言質を取る形で起こされた点にも留意すべきだろう。

次に「選択的夫婦別姓」問題。これも特定野党側から動きがあったもの。これも以下暫く、某ネット記事を引用してみて参りたい。

「夫婦別姓 自民慎重派が議連発足」

選択的夫婦別姓に慎重な 自民党国会議員有志が 11/25、参院議員会館で会合を開き、議員連盟「『絆』を紡ぐ会」を発足させた。共同代表に 高市早苗・前総務相、山谷えり子・元拉致問題担当相が就いた。夫婦別姓の問題点をまとめ、12月上旬にも下村博文・政務調査会長に提言したい考え。

会合後、山谷氏は夫婦別姓について記者団に「女性活躍の視点で語られ、子どもの視点が抜けている」と指摘した。今後、結婚前の旧姓を使う通称使用の普及に向けた議論を行う。会合には有識者が招かれ、夫婦別姓で家族制度が解体される恐れがあるとの意見が出された。(引用②ここまで)

ここは拙邪推が入るかも知れないが、夫婦別姓の主張は主に平成期以降 共働きの大企業関係者や弁護士など自由業勢力、それに芸能人などの間で始まり、それに旧来の我国固有の家族文化を破壊し変容させんとする特定野党や左傾メディア勢力が乗っかる形で 今日まで執拗に繰り返されてきた。その事への懸念と対抗の必要から、此度の前述自民議連が立ち上げられたのは当然の流れ。放置し看過すれば こうした主張の暴走や独り歩きを招きかねないだけに、慎重万全を期す為にも 是非健全な活動を望みたいものだ。

今日などは これも懸案の憲法審査会にての 改憲へ向けた国民投票法の議論がようやく始まり、立憲民主・日共両党が更なる議論を要求したらしいが、そうであれば この両党が肩入れする前述の両問題も、同様に慎重かつ周到な議論を経るべきだ。皇女問題の扱いもさる事ながら、夫婦別姓問題は 子供の出自にも関わるだけに、どちらも慎重万全な向き合いに徹すべき。結論は勿論、男系による皇位継承や 我国固有の文化的価値観に基づく家族のあり様を反映させて行くべきという事だろう。今回画像は 再掲で恐縮だが、当地名古屋の西郊を行く 皇室ゆかりの伊勢志摩とを結ぶ高級リゾート列車「しまかぜ」の様子を。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする