Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

沈む「限りなく幻想に近い理想」➡という名の虚妄

2020-11-15 23:32:18 | 国際・政治

アジア・オセアニア圏の経済連携協定 RCEPが、当初参加予定だったインド国を除く 15カ国で基本合意に至り、近い将来の発効へ向け動き出す運びとなった。全人類のほぼ 1/3が関わる巨大経済圏の成立は 確かに有意義だがちょっと待て。当該 15カ国中にはオセアニア圏の豪、N,Zの両国に加え、中韓両国も加わる。当然加盟の我国としては、巨大経済圏「一帯一路」構想を併せて画策する中国大陸や、それに同調する気配の大韓民国のペースに巻き込まれぬ様 注意しての対応を政府に願いたいものだ。

さて本題。中国大陸の「無理筋」海洋政策のあおりなどで この所不穏な周辺情勢に晒される我国。当然ながら自衛隊を初め安保上の施策は必要なものだが、そうした動きに反対して「非武装中立論」さえ口走っていた社会民主党が長期の党勢劣化を経て、遂に分裂する事と相成った様だ。以下、某ネット記事を引用して 少しだけみて参りたい。

「社民、事実上の分裂決まる」

社民党は 11/14、都内で臨時党大会を開き、一部議員や地方組織が立憲民主党に合流することを容認する議決案を 賛成多数で可決した。国会議員 4人中 3人は 立憲民主との合流に前向きで、地方組織も含めて 党は分裂することになる。

この日の議案は、立憲民主からの呼びかけに対し、同党に合流する人も、社民に残る人も それぞれの選択を「理解し合う」というもの。出席 167人の代議員中 賛成 84人で、半数を辛うじて上回った。

福島瑞穂党首は会見後「新生社民党をつくるべく、頑張っていきたい」と述べたが、今後 一部国会議員や地方組織は立憲民主に合流する可能性がある。合流に前向きな 吉田忠智・党幹事長=参議と吉川 元、照屋寛徳の両衆議はいずれもこの日、離党について明言はしなかった。

党の分裂がかかっているだけに、党大会では 時に怒号が飛び交う激しいものとなった。照屋衆議は「先輩方が築いた遺産を すべて食い潰したのはあなただ」と福島党首を批判した。(引用ここまで)

まぁ以前から社民の退潮傾向は明らかで 余り取り上げる気もしなかったのだが、年毎に必要性が高まっている憲法改正問題にしても、その議論さえ認めようとしない硬直思考が国民から理解されるはずもなく、又 複数からの指摘にある様に、北鮮による日本人拉致事件などへの真摯さを欠く向き合いなど 真に国民の利益への顧慮が疑わしく思われる政見などで、立憲民主共々 支持率は低迷したままの「底這い」状態。まぁ拙者としては、立憲民主と合流しようがしまいが、大勢に影響はないのではとも思う次第。尤もまぁ、照屋衆議の福島党首に向けた批判の一言は、或いは逆の意味での歴史的名言として残るかもだが。

党所属国会議員は福島党首➡参議一人となり、公認政党としての存続も 今後は怪しいものがあろう。福島党首の改選は 2022=令和 4年の様だが、その時が社民党存亡がかかる選挙となるだろう。まぁ再選ならずとしても 旧社会党の流れを汲む勢力の看板が消えるだけの話で、やはり大勢に影響はないものと心得る者だが。今回画像は JR名古屋駅を発って、大阪方面へと向かう 東海道・山陽新幹線列車の様子を。名古屋市内北部の 庄内河畔にて捉えたもの。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-4012.html

コメント (2)
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