Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

中共100周年に媚びる群像

2021-07-01 22:52:47 | 国際・政治

2021=令和 3年 7月も、拙ブログを宜しくお願い致します。今季の梅雨も佳境に入った様で、これから暫くは 地方にもよるが、大雨に伴う種々の水害にも注意を要する時季だ。短時間にゲリラ的豪雨をもたらす線状降水帯の実態も少しずつ分かる様になり、避難指示などの表示もより単純明快化されてきている。他の災害でもそうだが、明らかな危険が迫っている時は 躊躇わず避難の判断を下したいものだ。勿論 流行続く新型コロナ・ウィルス感染症への留意も必要だが。

本題です。中国大陸・中国共産党が今日 7/1、結党 100周年を迎えた由。拙者は座視静観の立場だが、首都・北京の天安門広場には数万人規模の参加者による式典が催され、習 近平(しー・じんぴん)国家主席からも同党独裁体制の評価と正当化に向けた声明が出された様だ。だがそれは、本当に全世界に出しても恥ずかしくない 国民国家として健全なものなのか?大きな疑問符もつく所だろう。

以下 拙者の敬愛する見方をお持ちの一人、小坪しんや・(福岡県)行橋市議のお言葉を 拡散ご希望の所にも応え、転載させて頂く次第。詳細は末尾のリンク記事をご参照願えればとも思うが、拙者も深い感銘を受けたので 特にご紹介させて頂きたい。

「中国共産党の 100年における犠牲者に哀悼の誠を捧げます」

いま目の前の現実として、ウィグル、チベット、南モンゴルでの凄惨な人権抑圧がある。香港でも、やがて近い状況に陥っている危険性がある。台湾に対し、どのような恫喝をしてきたのか。我が国においては尖閣諸島で、漁民を苦しめている。

これら現在の被害のみならず、中国共産党は、その 100年の歴史において多くの血を流してきた。天安門事件において、自国民を"中国共産党の私兵集団"たる人民解放軍によって抹殺した。文化大革命においては 自国の知識人を抹殺した。暴力と血塗られた 100年である。

「中国(大陸)」の領土とされる地域は、第二次大戦後(ここは 大東亜戦争{こと太平洋戦争}ではなく)においても拡大され続けており、覇権主義と領土欲を隠さない。侵略を受け、滅ぼされた国家の民はどうなったか。

世界中で共産主義は人を殺してきた現実があり、ここに中国共産党が 100年を迎えるにあたり、その 100年で流されてきた血に対し、怒りを覚えるのだけれども、本日は 被害者に対して深く哀悼の誠を捧げます。(転載ここまで)

前述の、小坪市議見解に対し 全てに与する訳ではなくも、その大筋で犠牲各位への弔意を共にする者だ。正に一枚のカードの表と裏の如き中国大陸の黒歴史があるにも関わらず、今日の式典にぬけぬけと電文などで祝辞を送った我国内媚中勢力は少なくない様だ。衆参両院の与野党国会議員など政財界人複数。その中には 悪名高き「河野談話」の発出者、河野洋平・元官房長官や旧民主党幹事長だった小沢一郎衆議などの大物も含まれる。

更に与野党などの政治勢力も 表現の程度こそ違え、対中祝辞を発しているのだ。立憲民主、社民と公明は明らかな祝辞。自民も 祝辞レベルかは不明だが、二階幹事長名でメッセージを送った由。先の「人権問題等に関する対中非難決議」案を頓挫させたのは 多分この連中だろう。国民民主は発出不明で恐縮。日本維新の会は、中共の現姿勢を理由に発出せず。日共も見送った様だが、そも 他党宛てにはあった中国大陸当局よりの打診(厚かましい話だ!)がなかった事が大きいらしい。

とまれ 立場の別を横に置くとしても、我国の媚中勢力は数多く、層も厚そうだ。日中間の実態的経済連携が大きいとの事情も分からぬではないが、一方で 我国の独立や主権を脅かす様に挙に出ているのも事実。

今夜の某 TV番組で拝見した 國分良成・前防衛大学校長は、対中関係には「対話と抑止が必要」の旨を表されていた。勿論、徒な武力に訴える出方を抑え 対話の余地を残しておく姿勢に異論はないが、一方で決して「圧せば屈する」如き弱みを極力見せない、適度な抑止力を以て臨む強い姿勢も必要なのだろう。例えば沖縄・尖閣周辺の問題では 前出の小坪市議もご指摘の通り、中国海警の脅威に晒されまともな漁撈さえできない 我国漁協関係各位をどう守るのかも大きな課題だろう。

まず海保、次いで海自との適切な連携を考え、どうしてもやむなくば 必要な所で在日米軍の協力を願う事とかだ。独立国として こうした問題は看過できないはずで、呑気に祝辞などを送った政治勢力には 國分前防大校長の語られた様な「対話と抑止」の好バランスなあり方など、到底実現できないはずだ。こうした国内媚中派の勢いをどう削いで参るかも、我々国民は もういい加減に本気で考えた方が良さそうだ。今回画像も「思い出編」恐縮。昨夏 熱田神宮近くで見かけた、名古屋鉄道の特急列車 1700系編成の様子を。今春までに、まだ余力を残しながらの引退は 改めて残念な所。以下に、関連記事を二件リンク致します。➀「(福岡)小坪しんや・行橋市議様」【追悼】中国共産党の、100年における犠牲者に哀悼の誠を捧げます。 | 小坪しんやのHP〜行橋市議会議員 (samurai20.jp) ➁「私的憂国の書様」人権蹂躙と領土強奪の独裁者に祝賀を送る国賊を見過ごすな | 私的憂国の書 (fc2.com)

コメント (2)
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