Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

今秋衆院選、日共政権?公約のダブスタ

2021-07-12 21:02:12 | 国際・政治

日共の穀田恵二・衆院国会対策委員長が今年、国会議員生活 25周年になるとか。記念の国会議事堂内に掲出予定の肖像画が、京都市内で完成したらしいとの話も聞いた。京都伝統の「西陣織」による作とかで、穀田委員長自身は動かずも 何と某自民重鎮幹部が西陣織での製作を勧めたとかで、与野党幹部による祝賀会合も持たれた由。

どう感じるかは各位の自由だが、拙者は「この時勢下にどうか」とも思ったものだ。何しろ日共は 公認政党といえど、破壊活動防止法に基づく公安調査庁の対象団体に指定されているのだ。そんな政治勢力の幹部を 国会議員だからといって与野党こぞって祝意を表すとは無防備、無節操にも程がありはしないか。

又 それが大きな一因で、我国の政党や政府は国民的信頼をいつまでも得られないのではないか。「肖像画」の製作には公費も投じられる事だろうから。拙者は恐れながら、穀田委員長・節目の周年に祝意を表す立場ではない。

その日共の件、本題に入ります。立憲民主党の枝野幸男代表が、今秋の衆院選に再びの政権交代を視野に入れて臨む意向を表しているのは既報の通り。既に地方の選挙区巡回を始めたとかで、先日は大分県下の村山富市・元総理宅を訪ねて衆院選関連につき、会談の席が持たれた様だ。法令違反でもなければ どんな会話を持とうが自由だが、それと国民的支持を得られるかどうかは 当然別の話だろう。

その立憲民主党と連携を強めて政権交代を図るもう一方が日共という訳だが、同党綱領を曲げる様にもみられる不良な出方が指摘されてもいる様だ。先日の朝日新聞ネット記事によれば・・

「共産『日米安保廃棄』政権公約から除外へ」

共産党の田村智子・政策委員長は 7/9の記者会見で、党綱領で掲げている日米安保条約の「廃棄」について、(今秋の)次期衆院選の選挙公約には盛り込まない考えを示した。

田村氏は「今度の衆院選は 政権交代を目指したい。立憲民主党などとの政策の一致点を公約に掲げることになる」と説明した。そのうえで「目指す連立政権のなかで、(日米)安保条約廃棄は一致点として求めないことはすでに説明している」と語った。

ただ、党の綱領を変えるわけではないとし「党独自として目指すべき方向と(政権公約を)二段構えで出していくことで議論している」と述べた。(引用ここまで)

田村委員長の語った「二段構え」はそのまま「二重基準ダブスタ」に通じ、結局は相手方(この場合は立憲民主党)からすれば詐欺的にも映りかねないであろう。こんな公約姿勢は立憲民主党とその最大支持母体たる連合こと日本労働組合総連合会からも決して支持される事はないであろう。そも連合は、立憲民主と日共の連携自体に否定的というのが既定の所である。こんなまやかし的表現が、到底そのまま通るまいと感じるのは 拙者だけではなかろう。

結局は「選挙向け情宣」に留まるレベルの 軽く底の浅い「口約」。有権者を愚弄しているとみられても仕方あるまい。もう一方では、この所の中国大陸による 無理筋の海洋政策を前に、ここで日米安保廃棄に触れるのは支持を得られないとの「セコい計算」もみて取れる。だが そんな所も看破されているのは、菅現政権の施策が決して芳しい訳ではないにも関わらず 野党支持率が相変わらず伸びていない所にも表れているだろう。

日共は又 別の懸案の一たる皇位継承問題でも、将来の皇統を歪め揺るがす危険を孕む「女系天皇」認知にいち早く賛同している。この事から 前述の「力による革命志向の可能性」と共に、皇統廃絶を図る意図からも公安調査庁監視対象となっているのであろう。事実なら、危険な政治勢力が政権交代を画策している訳で、我々有権者は選挙に臨み 慎重な選挙権行使を心がけなければなるまいて。

迎え撃つ与党側も、やはり注意を新たにして臨むべき。この様な矛盾を曝け出して尚、日共情宣は巧妙だからだ。よく聞く「微笑戦術」は、この所増えている災害被災地などでも救援支援の裏側で 日共組織の強化を図る「オルグ活動」複数が見られたとの指摘を聞いた。

二重基準ダブスタの看破はそう難しくなくも、その正当化へ向けた弁舌の巧妙さの方を警戒すべきなのかも知れない。今回画像は今春、当地北郊の清須市内で見かけた 東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」が地上施設検査を行いつつ西方へ向かう所を。この辺りは防音壁の追加工事中で、この光景もいずれ足元がコンクリ壁で覆われて見難くなりそう。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 勝手に保守を標榜する枝野、「リベラルな政権を作る」と宣言する特大ブーメラン | 私的憂国の書 (fc2.com)

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