Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

日韓「膠着」についての、橋下弁護士見解を観察してみた

2021-07-18 20:44:14 | 国際・政治

遂にと言うか、ようやくと言うか、当地東海も 昨日「梅雨明け」を迎えた様だ。時に水害を呼ぶ 雨がちの気候から脱せられるのは良いが、今度はほぼ二カ月に及ぶ「猛暑との闘い」に入る。最高気温は時に 40℃近くに迫り、夜間でも 25℃を下回る事のない「熱帯夜」が何日かは続く事となろう。まだまだ昨年来の新型コロナ・ウィルス感染症禍が続く折、防具たるマスクの着用も、状況を見ながらのコントロールが必要となりそうだ。

その様な中 私事で恐縮だが、拙者もようやく前述感染症ワクチン接種の順番を迎える事となりそう。初回が今月下旬、二回目が盆明け位の見込みで、既に先行して終えた知人らの話から、初回より二回目の方が 副反応等が現れ易い話も聞いた。この辺りは用心して臨みたく思う。そして まだ接種順番の回らない各位にも、なるべく早めにその時が訪れる事を祈念致す次第。

本題です。その新型感染症禍と何とか折り合いをつけながら、東京五輪の開会が後数日に迫った。既に各国選手団が続々と来日。その中には やはり懸念された前述感染症で陽性が認められ、合宿地入りの前に指定宿泊場所での待機を余儀なくされる各位もある様だ。もう開会は今週末。難しいのは覚悟だが、何とか平穏の内に閉会まで進められる事をも、併せて祈りたい。

そんな折、東京都内の選手村入りした大韓民国代表が、五輪規約違反が疑われる政治色ある横断幕を掲出したかどで、国際五輪委 IOCから改善を命じられ、横断幕撤去に応じた・・は良いが、何とその条件として 我国「もう一つの国旗」とも言われる 旭日旗の国内掲出禁止を要求してきたには言葉を失った。全く、明らさまな内政干渉。基本、こんな常軌を逸した要求には応じられないし、屈する訳にも参るまい。

大韓民国代表は、そうした所が受け入れられないなら 今からでも大会をボイコットし、帰国して頂いて構わないとも思う者だ。何しろ他の諸問題でも歩み寄る姿勢のみられない同国。今朝の TV報道番組を拝見しても、大阪府知事や同市長も務めた 橋下 徹 (はしもと・とおる) 弁護士がそうした所にも触れられていたものだが、それを取り上げたデイリー・スポーツのネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「橋下 徹氏、日韓の問題『解決を目指すのは無理』韓国が『譲るわけはない』」

元大阪市長で弁護士の橋下 徹氏が 7/18、フジ TV系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、日韓の問題は「解決を目指すのは無理」との見解を示した。

番組では、東京五輪のために来日した韓国選手団が、(一時) 選手村で”抗日”の文言を使った横断幕を掲げたり (現在は撤去)、福島の食材を避けるために、独自の給食センターを設置することなどを伝えた。また、文 在寅 (むん・じぇいん) 大統領が五輪に合わせて来日し、菅 義偉 (すが・よしひで) 首相と 1年 7カ月ぶりとなる日韓首脳会談を開催する可能性が浮上していることも報じた。

日韓の間には 慰安婦合意の反故 (ほご)、所謂元徴用工の訴訟、半導体素材などの輸出管理の厳格化、福島原発の処理水問題などの懸案事項がある。

橋下氏は「慰安婦の問題、徴用工の問題、竹島の (帰属) 問題は韓国のアイデンティティーの問題。絶対譲りませんよ。譲るわけはないので、解決を目指すのは無理だっていう前提で 利益になることは一緒に手を結べばいい」と現実論を展開。続けて「絶対に解決できない平行線の問題だっていうことを政治家が認識して、協議を ある意味やってるふりでもいいから、進めていきながら どこかで利益になることは合致すればいい」と”振る舞い方”も指南した。

日韓首脳会談については「解決っていうことを目指さずに、協議の場を設ける。そういうことの準備が整った段階で、ちゃんと正式に会えばいい」と態勢を整えることを提案。五輪期間中には会談せず「ひと言のあいさつ、5秒、それくらいで十分だと思います」と無理に場を設けることはしないことをすすめた。(引用ここまで)

前述記事は 橋下さんの見方を「現実論を展開」と捉えているが、拙者の視点からは これでも「理想論ではないか?」との印象も付き纏う所だ。一度は五輪選手村における、前述の様な掲示をする事を許す様な文現韓国政権に、話し合いの余地はどれ位あるのだろうか?との疑念も拭い難いものがあろう。「慰安婦、徴用工の両問題は韓国のアイデンティティーの問題」であるなら 我国としても話し合いの余地などなく、前者は 2015=平成 27年の所謂「慰安婦合意」、後者は 1965=昭和 40年の日韓国交回復時・請求権協定を根拠に 同様に譲らない姿勢で強く臨むしかないのではないか。

中国大陸・中共政府に対してもそうだが、大韓民国に対しても基本は同様で、決して「間違った信号 (シグナル) を送らない」との強い信念を持った心がけが必要とみる者だ。少なくともこの両国と露、北鮮に「圧せば屈する国」と思わせてはならず、そうなれば我国の安保面にとり、大きな脅威となり得るとの切迫感を以て臨むべきという事だろう。もっとも政権与党の要人中にも 媚中姿勢の勢力が少なくなく、拙主張もそれは「一方の理想論」になり得る所は覚悟しているが。ただ、橋下弁護士見解中にも「現実レベルで利益の一致をみる所は歩み寄れば良い」下りは、相手のペースに嵌らぬ様留意しつつ 本当にそういう所あるなら絞り込んで「可」とすべきも事実である。

引用記事からも、日韓首脳会談を本格実施する様な状況にない事は拙者も賛同するものだ。五輪も開かれる事出し、明らかに実入りの見込めない会談には、菅現政権も注力すべきではないだろう。それよりも、反対意見も 閉会までのつつがなきが懸念される東京五輪及び障碍五輪運営の側方支援などに力を振り向ける方がまだ率が良いかも知れない。今回画像は、拙居所近所の老舗喫茶店で見かけた、旧世代鉄道車両部品の可能性ある 木造窓枠の様子を。ガラスはステンドに換装されている模様。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 南鮮選手団よ、東京2020を反日宣伝に利用するなら、即刻帰国せよ | 私的憂国の書 (fc2.com)

コメント (6)
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