Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

結構面白そうだった 日本記者クラブ・9党首討論会

2021-10-18 22:19:03 | 国際・政治

今週から天気の傾向が変わり、つい先日まで続いた残暑も 流石に影を潜めた様だ。そうは言っても その執拗だった残暑の影響で生き残った蚊が結構いる様で、昨晩などは拙寝室に舞い込んだ同類の標的となり、余り良く眠れなかったのが正直な所。更に今日午後などは、時折参る 近所馴染みの喫茶店内でも攻勢に遭って、やや困惑している所。今夜はこの後、虫除けスプレーや蚊取り線香などを準備しようかとも思う所。

世界でもその蚊=パパラッチにも例えられる 正直うるさい所もある報道メディア勢力でもあるが、衆院選中の今日などは 日本記者クラブ主催の 9党首公開討論会が催され、特に各党首相互と記者クラブ関係の報道関係者との質疑応答が結構盛り上がって面白かった様だ。拙者は一部のみ拝見できたが、以下 再びで恐縮。本日付の朝日新聞ネット記事を引用して、各途上に拙雑感を鋏みながらみて参りたい。各➡( )内が 拙雑感であります。

「『支持率なぜ減った?』『存在意義は?』弱点つく質問に 党首たちは反論」

「支持率、なぜ減ったんですか?」「党の存在意義は?」ー。日本記者クラブ側との質疑は、岸田文雄首相に続き、各党の「弱点」を突くような質問が各党党首に飛んだ。➡(具体的に上がっていないが、岸田総理向けにも、以下の各党首に対すると同様の辛口質問が行われたはず)。

立憲民主党の枝野幸男代表は、党の支持率が結党時より下がっている原因を問われた。枝野氏は「我々は政権の選択肢となるための努力を積み重ねてきた。世論調査の結果ではなく、投票の結果で評価を下していただけると思っている」と強調。質問者が「減った説明になっていない」と指摘すると「決めるのは投票行動。みなさんの行っている世論調査ではない」と反論した。➡(確かに、支持率低下の理由説明の体を成していない。支持率の高低は、投票行動に大きく影響するからだ)。

公明党の山口那津男代表は「自民党の言いなりか、という批判もある」との質問に「公明党は アクセルとブレーキ、そしてハンドル。これらを使い分けて政権を安定させている。こう自負している」と語った。➡(最大与党・自民党もそうだが、与党側の党見解も真に受ける訳には参らない。公明党の動向は、決して「政権を安定させている」とは言えない所もありはしないか)。

共産党の志位和夫委員長は「志位氏が委員長に就任して 間もなく 21年。人材がいないのか?」の質問が飛んだ。志位氏は「たくさんの人材が出てきている」として 小池 晃書記局長、田村智子政策委員長、山下芳生、倉林明子両副委員長らの名前を列挙した。➡(正直、言い訳だ。未だに不破~志位ラインの温存を図っているとしか思えない。その方が 日共の組織防衛上有利だからだろう。仮に党内民主制が健全に機能しておれば、今頃とっくに 小池局長初め、党内次期実力者の誰かに委員長のポジが任されているはず)。

日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は、関西以外で党勢が伸びない原因について「関西では(自治体の運営で)実績を作ってきた。逆に言うと 関東圏首都圏ではまだ実績がない」と説明。問題を起こした他党の出身者を候補者として擁立する姿勢をただされると「我々は 再チャレンジを認めていこうとしている」と語った。➡(本当に「首都決戦」位の覚悟で取り組んでいるのか、本気度が今一つ見えて来ない。そこがはっきりしないと「他党との勝負を避けているのか?」との疑念を抑えられなくなるのではないか。問題ありの他党出身者擁立にしても、一定の「みそぎ」と誠実な説明は必要だろう)。

国民民主党の玉木雄一郎代表は「市民連合」の仲立ちによる野党 4党の「共通政策」の合意に加わらない姿勢を「一党だけ外れている」と指摘された。玉木氏は「我々は改革中道を掲げて、右から来たら左に見えるし 左から来たら右に見えるので、フラフラして見えるかもしれない」とした上で「国内政策は(自民党と)いろいろ違いがあっても。外交・安全保障は現実的な対応をしていかなければならない」と訴えた。➡(「市民連合」といえど、実態は日共、社民など特定野党に近い左傾勢力の様だ。それらと距離を置き、外交安保に現実的姿勢で向き合おうとする姿勢は了とする。後は難しい状況下、どう実行を伴わすかだが)。

れいわ新撰組の山本太郎代表は 衆院東京 8区からの立候補見送りをめぐり「立ちたかった。けれども(野党の)大きな政党とやりとりに時間がかかってしまうのはしようがない」と語った。➡(いつもパフォ優先の、山本代表の悪い癖が出た。選挙戦略や見通しが粗雑なのだろう。初めから比例ブロックへの出馬にしておけば、特に非難もされなかったのではないか。当落は横に置き、出馬自体は自由だし)。

社民党の福島瑞穂党首は「報道各社の政党支持率は最近、0%か 1%がほとんど。党の存在意義は?」と問われ「政治は国会だけではない。社民党は全国のいろんな地域運動、平和・反基地闘争、脱原発運動とつながっている」と強調した。➡(もう「無視、スルー」でも良い位だが、社民の地方組織は旧社会党から引き継いだ 根強く幅広いものがあるとの主張もある様だ。が それが事実なら、もっと多くの衆参両議院を輩出できるはず。遠からず福島党首・参議ただ一人になりそうな雲行きは、やはり先行きが暗い証左ではないのか。更に日本及び日本人の利益に軸足を置かず、極左過激派や外国工作員勢力にも通じるとされる黒側面が温存されるなら、その衰えは「自業自得」であろう)。

「NHKと裁判してる党・弁護士法 72条違反で」(NHK党)の立花党首は 党名変更を繰り返している理由をただされ「政党名を変えるたびに報道されるので、無料で目立つということで。明らかな戦略であり、5回変えさせて頂いた」と述べた。➡(これも、多くを期待できない政治勢力だが、NHKスクランブル化への訴えだけは買えると思う。しかしながら、頻繁な党名変更は 政治勢力としてのイメージも抱き難く、反って不利に働くのではないか)。

以上、ざっと衆院選に臨む 9党首の言動をみて参ったが、勿論 岸田総理の表明が他の党首より問題が多く見られるのは仕方がなかろう。今は一応鎮まっているかに見られる中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症対策(この鎮静化には、菅[すが]前政権によるワクチン確保への尽力が大きいとされる)や それに伴いダメージを負った経済、文化の復興策。国民生活再建への支援や新しいワクチンや治療薬などの開発支援への取り組み。更に周辺諸国との国防安保課題・・などなど。与党の対策への責任に留意の上で、各野党にもそれぞれに病理があるなどが分かって興味深かった。普段は距離を置く朝日記事だが、今回も一定参考にはなった事も付記したい。今回画像は、先日も掲げた 戦前型電車の窓部品などを内装に用いた、拙近所の馴染みの喫茶店内の一コマを。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする