Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

余り憂慮しなくても良さそうな亀裂

2022-02-01 00:05:17 | 国際・政治

2022=令和 4年 2月も、拙ブログを宜しくお願い致します。昨夕、日本海側の空自小松基地から離陸した空自機が行方不明となっている様だ。考えたくはないが、搭乗各位の安否を初め 芳しからぬ事態も視野に入れ、空自と海保は捜索に臨んで頂きたい。つつがなきを祈るは勿論だ。この所 北鮮による弾道ミサイル等の発射も相次いでいるだけに、こうした問題の再発防止にも 本気で取組んで頂きたい。

本題です。こうした自衛隊レベルの「亀裂」の様な出来事は厳に生じない様願いたい一方、ある程度は仕方がないそれもある。政治勢力レベルのそれだ。今夏の参院選に向けた与党、自民・公明両党の相互な候補者推薦など選挙協力にも不協和音が生じている様だ。本当は好ましくないは分かるが、複数回に亘って流れた 少数民族の人権問題に係る対中非難決議の取り扱いを巡っても この両党の姿勢の乖離が見られたは事実。一定の隙間風はやむを得ないのかも知れない。となると、第一野党・立憲民主党(以下、立民と略す場合有) を初め左派野党には勢力伸長の機会とも見られそうだが、現実はそうでもない様だ。その方が 我々保守側にすれば好ましいとも言えるのだが。以下 昨日の時事通信ネット記事を引用して、みて参りたい。

「立民・連合、揺らぐ協力関係=参院選支援方針案が波紋」

(労働団体)連合がまとめた (今夏の)参院選基本方針の改定案が波紋を広げている。支援政党を明記せず、共産党と連携する候補は支援しないと打ち出したためだ。立憲民主党からは「これでは戦えない」との声が上がっており、連合との協力関係が揺らぐ可能性もある。

連合は 1/21、加盟組織と改定案を通知。当初方針に明記していた「(立民と国民民主と)政策協定を締結すべく準備を進める」との文言を削除し「候補者本意で臨む」と修正した。共産党を念頭に「目的が大きく異なる政党などと連携する候補者は推薦しない」とも記載した。

背景にあるのは、昨年の衆院選での立民と共産党との接近だ。芳野友子会長は 共産党との連携について「あり得ない」と再三「警告」。当初方針の変更は「共産との関係が曖昧なままでは もろ手を挙げて応援できない」(幹部)ためだ。連合関係者は「もう政策協定は結ばない」と言い切る。

連合こと日本労働組合総連合会は 1989=平成元年、官公労主体の日本労働組合総評議会(総評) と民間労組中心の全日本労働総同盟(同盟) を統合する形で発足。1993=平成 5年と 2009=同 21年の非自民政権樹立に貢献した。

その後も (旧)民主党の流れをくむ政党を支援してきた。近年は、民進党が分裂した 2017=平成 29年衆院選を除き、国政選では立民や国民民主党と政策協定を結んでおり、今回の方針変更は異例だ。

「立民には連合の組織内候補がいる。連合にとって立民は一体となって戦う存在だ」。立民の泉 健太代表は 1/28の記者会見でこう強調したが、党内には戸惑いが広がる。

立民中堅は「(協力関係が) 揺らぐように見えるのはマイナスだ」と指摘。立民関係者は 連合会長の発言を引き合いに「連合はのりを超えている。政治に介入し過ぎだ」と怒りをぶちまけた。

連合の新年会合に 岸田文雄首相が出席してあいさつする一方、野党党首に登壇の機会はなく、連合が自民党との距離感を縮めているようにも見える。立民関係者は「自民とは接近するし、信念があるのか」と批判した。(引用ここまで)

以前にも申したが、連合こと日本労働組合総連合会・芳野執行部の姿勢はまぁ健全なものだろう。過度に政治に介入したものでもなければ、信念に欠けるものでもない。むしろ事ある毎にその様に見ようとする立憲民主・日共両党の側こそ異常ではないのか。

詳しくは末尾の関連記事に譲る所もあるが、日共は結果的にせよ「看板に偽りあり」の政治勢力だ。皇室の皇位継承問題にせよ 自衛隊との向き合いにせよ、直近の党表明で歩み寄りを装ってはいるが、前者では皇統崩壊に繋がりかねない「女系天皇」にいち早く賛同し 後者では「自衛隊は違憲」の見方を放棄した訳ではない。その様な政治勢力とは連携できないとした連合の表明は至って常識的なものといえよう。

結局、立憲民主と日共の連携志向は 昨秋の衆院選で一定の効果が見込めたとして、今夏の参院選で優位に立とうとするだけの「政局目的」のものに過ぎぬという事だろう。いつまでも闘争志向に傾く事なく 知力を用いた連合の行き方に相応しくないとの判断と思われる。芳野連合執行部のこうした姿勢は、少なくとも尊重し得るものと心得る。野党勢力のこの様な亀裂の責任は、立憲民主と日共の両党にあると拙者はみる者だ。

今回画像も以前ので恐縮。福島・郡山駅にての、東北・秋田新幹線向けの「はやぶさ」「こまち」両列車編成の併合部分の様子を。緑基調の方が新函館・新青森方面の「はやぶさ」用、赤基調の方が秋田方面の「こまち」用編成。両列車が併結の上、高速で東北方面を目指す様子はネット動画でも見られますが、拙者はどうも連携するも長続きしない野党勢力の様にも思える所がありまして。笑。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 共産党の隠せない尻尾 - 政治 (fc2.com)

コメント (4)
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