Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

これも「言論の自由」・・・か

2013-05-26 21:51:58 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!天気予報によれば、予想以上に多かった五月晴れの日々も、どうやら今日までらしく、早ければ今週中にも梅雨入りの可能性があるらしい。例年の事ではあるが、雨がちの日々が今年もやって来る。特に、梅雨の期間を通しての交通安全と、この時季後半に生じ易い水害などには、注意を新たにしたいものであります。

さて、この時季は、終戦直後の制定以来一度も見直される事のない日本国憲法の抱える問題等について、俺なりに考える事にしているのだが、先日来の問題点は、言論の自由を取り巻くそれだろう。大阪市長 橋下 徹さんの、戦中の所謂慰安婦の問題や、在日米合衆国軍関係者による、目に余る性非行に対するご見解などに対し、反対勢力による攻勢も多い。又橋下さんも、そうした問題提起は良いものの、表現のあり様には明らかに問題課題が見える。今回は、その件に触れた、当地の地元紙 C新聞のコラム記事を引用して考えてみようと思う。

「あり得ない比喩による論理のすり替え、相手に考える間を与えないテクニック・・・などなど。『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術』という本に書かれている駆け引きの実践例だ。

日本維新の会 共同代表の橋下 徹大阪市長が10年前に書いたこの本を読むと、弁護士として磨いた交渉術を今も活用していることが分かる。古書店では、元値の倍以上の値がつく人気だ。

時分の発言のおかしさや矛盾に気付いた時は、『無益で感情的な論争』をわざと吹っ掛けるとあった。その場を荒らして決め台詞。『こんな無益な議論はもうやめましょうよ。こんなことやっても、先に進みませんから」

橋下さんは、昨日出演したTV番組で、在日米軍に風俗業の活用を求めた発言について、米軍と米国民に謝罪、発言を撤回する意向を示した。発言撤回に言及したのは初めてだ。

言い負かせば勝ち、という価値観も、国内外からの批判に揺らいだと見える。『(慰安婦が)必要だったのは誰だって分かる」との発言を「その時代の人たちが必要と思っていたと述べた』とすり替え『日本人の読解力』やメディアに責任転嫁した。これらの発言も撤回すべきだろう。

弁護士時代のように、感情的な議論を吹っ掛け『無益な議論はやめましょう』とはごまかせない。すべて自らがまいた種だ。『ふわっとした民意』が逃げてゆく。」

この文面を、皆様はどうお感じになりますか?正直な所、俺はC新聞のこのコラムの全てを支持するものではない。国内外を見通す様な記事の場合、明らかに全国紙Y、Sの両新聞に劣る所少なくなく、特に前出の「メディアに対する責任転嫁」の下りは、特に全国紙A新聞の「歪んでいる」とされる報道姿勢と共に承服できるものではなく「その言葉、お前らにそっくり返してやるよ!」とでも申したくなる。決して芳しくないこの問題への取り上げ方は、確かに橋下さんのご言動に問題あり、物言いに慎重万全を期すべきは事実としても、決して大言壮語などできる立場ではないだろう。「ふわったした民意、そして読者が逃げてゆく」所はお互い様ではないだろうか。

先日予定されていた、慰安婦のご経験があるとされる女性の方々との対面は、先方のご意向もあって実現には至らなかったが、もう一つ、疑問符がついたのが、この元慰安婦とされる方々の支援を自認する市民勢力の、不明朗な会見姿勢だろう。「支援している方々」が橋下さんとのご対面を望まれなかった、それ自体は良いが、その背景に「大韓民国メディアなど」の影響があったのか?との我国報道の問いには「分からない」の一点張り。全く、不都合な所は黙り通す、黙秘権行使としか映らない。益々、この慰安婦問題につき、俺は「本当に史実として大量の性奴隷が存在したのだろうか」との疑問を深めざるを得なくなってしまったのであった。ここの所は、俺とはご見解の相違ある方も、是非ご留意をお願いしたい所である。

その大韓民国、同国内のある有力紙のコラム欄にて、トンでも記事を掲載してくれた。ある論説委員が、先の大戦末期、我国の広島・長崎への計2度に亘る米合衆国軍の原子爆弾投下は、神とアジアによる我国への懲罰とする露骨な見解を明らかにしたのだ。当然我が政府と広島・長崎の各位は厳重抗議をされたが、問題の韓国紙は「一論説委員の個人見解」として遺憾の意さえ表さず、日本語サイトよりは記事を削除するも、本国版にては載ったままの由。全く、1910=明治43年の日韓併合など、我国の無理な半島政策を顧慮するとしても、この見解は断じて認めるべからざるものだ。広島・長崎の原爆犠牲被害の各位に対する冒涜、そして一国の尊厳を踏みにじったと見られても仕方あるまい。放っておけば、ただでさえ難局の、日韓関係の今後の為にならないのは確実だ。心あるならば大韓民国政府の早めの善処を願いたいのと、件の有力紙の本国版記事削除を求めたい。こんな事まで「言論の自由」の範疇にされては、誠に心外の至りである。

又、橋下さんのご言動には過剰反応をするくせに、韓国メディアのそれには無関心を装う我が報道メディアの不健全さも糾されるべきだろう。Img_0383

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