コナサン、ミンニチワ!
快晴の天気予報とは裏腹に、昼頃より本曇りとなって来た当地名古屋であります。恐らくは、昨日の降雨の後の寒気の吹き出しが、予想より強い為であろうと想像されます。考えたくはないが、このまま行くと、今冬は思いの他厳しい気候となる線もあり得る事でしょう。勿論、その場合はそれに見合った暖房や服装などの準備、それに流行中の新型Aインフルエンザへの引き続いての警戒も必要となる事でしょう。
さて、先日の国際連合の会議上、朝鮮民主主義人民共和国代表が我国に対し、先の大戦に絡む戦史上の反省が不十分である、との難詰を仕掛けて参りました。勿論我国代表もすぐ対応し、朝鮮半島へのダメージの事実を認めた上で応対し、相応の反省と謝罪はできており、その様な問題姿勢は自国の核兵器放棄などの処置を実行した上ですべき、との反論を行い、一時同国代表との応酬となる場面もありました。ただ、巨視公正の立場からすれば、これこそが対等な外交の姿勢であり、我国代表に対しては、安易な腰の引けた対応は絶対にして頂きたくないのも事実です。1970年代後期、昭和50年代の我国にはこうした強い外交姿勢が欠けていた為に、安全保障面の不足もさる事ながら、同国による日本人拉致事件とか、極左組織連合赤軍による不当な構成員奪還とか不適当な資金提供などをみすみす許す遺憾な事態を招いたのではないでしょうか。
その朝鮮民主主義人民共和国と大変深い同盟関係にあると言われるのが、ご存知アジアの大国 中華人民共和国ですね。昨年、先進国の証でもある北京夏季五輪大会を催行して一定の成果を挙げ、来年には華中の上海市にて同国としては初の万国博覧会が開かれる予定となっているのはご存じかと思います。
今世紀に入り、同国の経済情勢は一時期を除いて概ね良好であると言われ、都市部と郡部の大きな経済格差などの問題を抱えてはいますが、軍事や航空宇宙の分野などをも含め、科学技術力も相当なものを備え、もう新興国とか途上国と呼ぶレベルよりは脱しつつあると見るのが至当でしょう。困るのは、ここまで近代化し、軍事力もとみに上がっている同国に対し、我国が相変わらず惰性の様に政府開発援助ODAを続けている事でしょう。
この援助は、先の大戦中中国大陸に合法的に駐屯していた我国の陸軍が、作戦に際して当時の中華民国本土や国民に対し、南京事件に代表される様な大きなダメージを及ぼした代償として新中国となってからも続けて来た経緯があると言われ、それを誠実に実行して参ったにも関わらず、同国より歴史認識の件を問題にされるのは心外としか申し様がないものがありますね。2003=平成15年度までの無償援助の累計は、分っているだけで\3000億近いとも言われ、この事と共に、最早先進国の域に足を踏み入れている中華人民共和国への協力のあり方としては、全く時代に合っていないと私は見ています。
先月も、我国固有の領土たる太平洋沖ノ鳥島の存在に対し「ただの岩礁」などと言いがかりとしか思えぬ言及を強行し、国際社会に対しても認知を迫って、この海域にての我国の排他的経済水域の成立を妨害しようと動いている模様。これは、この海域に存在すると言われるエネルギー資源の言わば横取りと共に、軍事的にも、この海域にて同国海軍の影響力を強める狙いがあるのは確かでしょう。既に、潜水艦を初めとする中国海軍の艦船がしばしば出没し始めている様です。
自由民主党時代の対中ODAは、親中派国会議員の利権材料となって来た経緯もある様です。民主党連立政権は、各方面での予算見直しの中に、是非こうした援助のあり方の適正化も含めて、強い姿勢にて臨んで頂きたい。連立を組む社会民主党や国民新党も、先の大戦への反省の主張も結構だが、同時にこうした不適切な援助に対する厳しい姿勢をも見せない事には、国民的支持を得るのは難しい様に思いますが・・・。*(日本)*
快晴の天気予報とは裏腹に、昼頃より本曇りとなって来た当地名古屋であります。恐らくは、昨日の降雨の後の寒気の吹き出しが、予想より強い為であろうと想像されます。考えたくはないが、このまま行くと、今冬は思いの他厳しい気候となる線もあり得る事でしょう。勿論、その場合はそれに見合った暖房や服装などの準備、それに流行中の新型Aインフルエンザへの引き続いての警戒も必要となる事でしょう。
さて、先日の国際連合の会議上、朝鮮民主主義人民共和国代表が我国に対し、先の大戦に絡む戦史上の反省が不十分である、との難詰を仕掛けて参りました。勿論我国代表もすぐ対応し、朝鮮半島へのダメージの事実を認めた上で応対し、相応の反省と謝罪はできており、その様な問題姿勢は自国の核兵器放棄などの処置を実行した上ですべき、との反論を行い、一時同国代表との応酬となる場面もありました。ただ、巨視公正の立場からすれば、これこそが対等な外交の姿勢であり、我国代表に対しては、安易な腰の引けた対応は絶対にして頂きたくないのも事実です。1970年代後期、昭和50年代の我国にはこうした強い外交姿勢が欠けていた為に、安全保障面の不足もさる事ながら、同国による日本人拉致事件とか、極左組織連合赤軍による不当な構成員奪還とか不適当な資金提供などをみすみす許す遺憾な事態を招いたのではないでしょうか。
その朝鮮民主主義人民共和国と大変深い同盟関係にあると言われるのが、ご存知アジアの大国 中華人民共和国ですね。昨年、先進国の証でもある北京夏季五輪大会を催行して一定の成果を挙げ、来年には華中の上海市にて同国としては初の万国博覧会が開かれる予定となっているのはご存じかと思います。
今世紀に入り、同国の経済情勢は一時期を除いて概ね良好であると言われ、都市部と郡部の大きな経済格差などの問題を抱えてはいますが、軍事や航空宇宙の分野などをも含め、科学技術力も相当なものを備え、もう新興国とか途上国と呼ぶレベルよりは脱しつつあると見るのが至当でしょう。困るのは、ここまで近代化し、軍事力もとみに上がっている同国に対し、我国が相変わらず惰性の様に政府開発援助ODAを続けている事でしょう。
この援助は、先の大戦中中国大陸に合法的に駐屯していた我国の陸軍が、作戦に際して当時の中華民国本土や国民に対し、南京事件に代表される様な大きなダメージを及ぼした代償として新中国となってからも続けて来た経緯があると言われ、それを誠実に実行して参ったにも関わらず、同国より歴史認識の件を問題にされるのは心外としか申し様がないものがありますね。2003=平成15年度までの無償援助の累計は、分っているだけで\3000億近いとも言われ、この事と共に、最早先進国の域に足を踏み入れている中華人民共和国への協力のあり方としては、全く時代に合っていないと私は見ています。
先月も、我国固有の領土たる太平洋沖ノ鳥島の存在に対し「ただの岩礁」などと言いがかりとしか思えぬ言及を強行し、国際社会に対しても認知を迫って、この海域にての我国の排他的経済水域の成立を妨害しようと動いている模様。これは、この海域に存在すると言われるエネルギー資源の言わば横取りと共に、軍事的にも、この海域にて同国海軍の影響力を強める狙いがあるのは確かでしょう。既に、潜水艦を初めとする中国海軍の艦船がしばしば出没し始めている様です。
自由民主党時代の対中ODAは、親中派国会議員の利権材料となって来た経緯もある様です。民主党連立政権は、各方面での予算見直しの中に、是非こうした援助のあり方の適正化も含めて、強い姿勢にて臨んで頂きたい。連立を組む社会民主党や国民新党も、先の大戦への反省の主張も結構だが、同時にこうした不適切な援助に対する厳しい姿勢をも見せない事には、国民的支持を得るのは難しい様に思いますが・・・。*(日本)*