入梅・・・

コナサン、ミンバンワ！

「水無月」と言う古語とは裏腹に今月6月は雨がちな梅雨の時期。当地愛知も本日、名古屋地方気象台より梅雨入りした模様、との発表がなされました。平年よりほぼ1週間遅い梅雨の始まり。これからほぼ1ヶ月強、雨がちの日々が続きます。尤も今月後半には梅雨の中休みもあり、貴重な晴天も少しはある事でしょう。そんな日の陽射しは有効に使いたいものですが・・・。

さて雨の時期は、ともすれば交通事故が多発しがちであるのはご存知の所でしょう。
私も日頃の通勤は自家用車によっており、考えたくはありませんが、時折交通事故現場に遭遇する事があります。
朝・・・それは忙しい1日の内でも、最も余裕のない時間帯でしょう。遅かった前夜の疲れを回復すべく時間一杯まで睡眠、ギリギリの時間で勤務先へと向かう為、かなりの高速にて疾走する車をしばしば見かけます。その果ての悲劇・・・人身事故にまで発展しているのを見かけると、本当に遺憾の思いが広がって参ります。そして事故は決して他人事ではなく、自らもいつ関わるか解らない事態である事を改めて感じます。

昨年来から特に、飲酒や大きな速度超過による悪質な交通事故への罰則を強化する動きが強まり、本日衆議院にてこの目的を果すため、改正道路交通法が成立しました。
罪もない被害者の供養の為にも、今回の改正は是非必要なものと考えます。同時に同乗時、後席の拘束装置=シートベルトの着用も義務化されました。当然の措置であると共に、車の乗員全員が「自らの安全は自らで守る」意識がより強く喚起される事を、事故の為に親族を失った1人として強く望みます。

今日の報道ではこうした事に関連して、輸入コンテナーを運ぶ大型牽引トラック、所謂トレーラーの転倒事故が目立つ事に鑑み、安全装置の開発が進められている由。
海外より到着する輸入コンテナーは積み出し国にて施錠される為、我国にての荷崩れなどの検査ができず、これがトレーラー転倒の一因となっている様です。
安全装置は荷台部分の揺れを分析してコンテナーの重心を推定し、カーブや右折左折時の安全速度の情報を、事前に運転手に通報する秀逸な機器で、早期の実用化と普及が望まれる所。そうした情報が不十分な現状では、こうした大型車を見つけたら、できるだけ離れて走行するなどの配慮も必要かと思います。

又これも報道にて聞いた話ですが、雨天の日は晴天時より速度を5km/H控えるとより安全に走行できる由。こうした注意や心がけを実践し、梅雨時の交通安全に努めたいと今、思っている所です。*(車)*