コナサン、ミンバンワ!
本日、関西の民営鉄道の雄、京阪神急行電気鉄道、所謂阪急電鉄の持ち株会社がTOB=株式公開買い付けにて取得した阪神電気鉄道株の引渡しを受け、両者は今秋の経営統合へ向けて動き出す事となりました。
阪神電鉄株については今春、証券取引法違反容疑にて刑事責任を問われている村上世彰元代表の主宰していた所謂「村上ファンド」による大量取得が話題になったのはご記憶の事と思います。長い歴史と実績を誇る阪神グループの多くの優良資産を買っての事と言われていますが、本業の鉄道部門はこれも歴史的に熾烈な競争に晒され、更に近年はモータリゼーションの進展に伴う自動車交通との競合も加わって、中々に苦戦を強いられているのも事実です。
今後、容易には改善が見込めない少子高齢時代に伴う利用伸び悩みを見据え、経営体力と営業競争力を強化しようとの意図が窺えます。
報道によれば、阪神電鉄株は今年9月下旬を以て東京・大阪の両証券取引所にての上場を廃止、10月よりは新持ち株会社「阪急・阪神ホールディングス」を核に経営再編の上、再出発する事となる模様。
中心となる鉄道部門、路線の構成や電車車輌の意匠がどうなるか、阪神グループの顔であるタイガース球団、そして阪急グループの華、宝塚歌劇団の今後はどうなるか、大いに興味が持たれる所ではありますね。*(野球)*
本日、関西の民営鉄道の雄、京阪神急行電気鉄道、所謂阪急電鉄の持ち株会社がTOB=株式公開買い付けにて取得した阪神電気鉄道株の引渡しを受け、両者は今秋の経営統合へ向けて動き出す事となりました。
阪神電鉄株については今春、証券取引法違反容疑にて刑事責任を問われている村上世彰元代表の主宰していた所謂「村上ファンド」による大量取得が話題になったのはご記憶の事と思います。長い歴史と実績を誇る阪神グループの多くの優良資産を買っての事と言われていますが、本業の鉄道部門はこれも歴史的に熾烈な競争に晒され、更に近年はモータリゼーションの進展に伴う自動車交通との競合も加わって、中々に苦戦を強いられているのも事実です。
今後、容易には改善が見込めない少子高齢時代に伴う利用伸び悩みを見据え、経営体力と営業競争力を強化しようとの意図が窺えます。
報道によれば、阪神電鉄株は今年9月下旬を以て東京・大阪の両証券取引所にての上場を廃止、10月よりは新持ち株会社「阪急・阪神ホールディングス」を核に経営再編の上、再出発する事となる模様。
中心となる鉄道部門、路線の構成や電車車輌の意匠がどうなるか、阪神グループの顔であるタイガース球団、そして阪急グループの華、宝塚歌劇団の今後はどうなるか、大いに興味が持たれる所ではありますね。*(野球)*