Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

改正臓器移植法成立に思う事

2009-07-15 23:58:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

遂に、九州と本州の一部にて梅雨が明け始めました。当地東海はもう少し先の様ですが、毎年悩まされる酷暑ももうすぐ。健康留意は勿論ですが、降雨量が明らかに少ないだけに、渇水が懸念される所でもありますね。梅雨明けまでに、(水害にならぬ程度にて)一度は本気の雨を望みたい所であるのも事実です。

さて先日は、国会の衆参両院本会議にて、難病に苦しむ子供への臓器移植の道を開く、改正臓器移植法が賛成多数にて可決成立を見ました。
脳死段階での、これまで不可とされた15歳未満の子供にも臓器移植を可能とする為の法制で、今後厚生労働省によって、移植に関する具体的な細目の規定作りを経て施行される事となります。
臓器移植を待つ子供の患者は、現在我国内に10000人以上と言われ、従来可能な方は、欧米先進国にて移植手術を受けていらした訳ですが、今年になって国際保健機構WHOが、臓器移植目的での海外渡航を禁止する方針を打ち出した事もあって、国内での移植を可能にする動きが続いていたと言う事でしょう。

「脳死は人の死」と言う事の結論は、実はまだ出ていない様に思われます。その事から、子供の臓器移植に道を開く事に反対する向きもあったのは事実です。しかしながら、前述した多くの方々が待期を余儀なくされている事と、その前途有望な命を救う為、海外への移植渡航の望みが断たれる可能性のある事を考えれば、国内での移植に道を開く事は必要だし、妥当な判断だったと私は思います。勿論、人命に関わるだけにその手術は慎重万全が期されるべきであるし、臓器摘出の時期も見極められるべきでしょう。ただ、世界的にも移植が進んでいる折でもあり、又、社会問題でもある臓器売買防止の為に海外渡航禁止の方向となるのが止むを得ない事を考えると、ここは是非国内での対応を強く望みたい。その事が、真に医療福祉の精神にも叶うものであると愚考する次第でありますが、皆様はどうお感じでしょうか?*(日本)*
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