特報～北朝鮮弾道ミサイル、発射さる！

お早うございます。日本人拉致問題を引き起こし、我々の反感を買う朝鮮民主主義人民共和国によって又も許容すべからざる事態が生じました。今日早朝、日本海に向け、確認されただけで弾道ミサイル3発が放たれました。

これは1998=平成10年の発射に続くもので、着弾地点は我国の海岸より最も近い所で数百km未満。前回の太平洋側ではないものの、同国のミサイル技術の精度が必ずしも高いとは言えない事を考えますと、悪くすれば我国近海にまで飛来着弾した可能性もあり、人的被害に繋がった恐れも否定できるものではありません。

我国と同国間には2002=平成14年の日朝平壌(ぴょんやん)宣言にて、弾道ミサイルに代表される大量破壊兵器の開発や行使などを凍結する取り決めが交わされており、今回の暴挙はこの決定を破る形で行われた事となり、大きな憤りを禁じ得ません。

政府は直ちに安全保障会議を開いて対応の協議に入っていますが、くれぐれも毅然とした厳重な対応を願いたいものです。
今回の発射の大きな目的の1つは、米合衆国により実施中の金融制裁を解除させる狙いがあるとも言われていますが、断じて認められないのは勿論です。

むしろ我国のサイドでも、かねて論議されている他国との協調経済制裁や、北朝鮮籍船舶の寄航禁止措置などを真剣に検討すべき時ではと強く思います。*(日本)*