Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

遺憾!牛乳廃棄

2006-03-19 23:12:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

ご心配をかけましたが、一昨日よりの遠出で少しは気分転換できたかな、と言う感じですね。今回は雪山と日本海が見たくなり、新潟方面へ参っていました。前置きはこれにて。

さて、先日の報道によると、我国の酪農のメッカ北海道地区にて、需要の伸び悩みから、新品の牛乳が、判明分だけで大量800tが廃棄処分される由。有機肥料として再利用はされるものの、食品としては放棄される事となります。誠に遺憾な事態です。
需要減と言う事ですが、本当に流通面は問題ないのでしょうか。実の所は、本当は必要なのだが製品が行き渡っていないと言う実態は本当にないのか。又原状以外に需要を開拓する努力はなされたのか、などの事共が厳しく検証されるべきだと思います。
牛乳は、乳幼児の成長の為に不可欠な栄養源であり、又様々に料理や洋菓子の調製に欠かせない基本的食材であります。
上記の様な事態はあってはならない事であり、もしどうしても用途が見出せないのであれば、保存技術を駆使し、公費を投じてでも食糧危機に苦しむ途上国への支援に当てても良いのでは、とも思います。
生産者各位のご苦労を考えても食糧の廃棄は本当に心の痛む事態であり、その回避と解消には最大限の善処を望みたいものであります。*(泣く)*
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しばし遠方へ・・・

2006-03-16 22:11:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

ご存知の方もあるかも知れませんが、この所多忙と疲労にて、納得できる日記記事が記せないでいます。
やはり気分転換が必要な時期に来ている様です。
3周年と言う重要な節目の時期に、こんな弱音は申したくないのですが、嘘をつく訳にも参りません。
ここは心身を休め、新たな鋭気を養う為に、しばし遠出をして参ります。まだ波荒い早春の日本海でも見て来ようかなと思っております。
この後夜行列車にて出発するつもり。春の嵐と重なってしまい、日頃の不心得が露呈してしまった形ですが、とに角行って参ります・・・苦笑。
3/19(日)の夜、戻って参る予定です。
では皆様は、ご機嫌よろしゅうお過ごし下さる様。*(温泉)*
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「春闘」の話をしましょうか

2006-03-15 07:49:00 | インポート
お早うございます。この所、夜の一時はすぐ眠気が催してしまい、中々日記を記す事ができない為、敢えて朝記す事とします。
この時期は春季賃上げ闘争、所謂春闘が話題になりますね。昨夜、地元の有力企業、トヨタ自動車の交渉がほぼ決着、組合側の希望の多くが容れられる結果となりました。
同社は海外での業績が好調なものの、韓国を初め、アジア系メーカーの今後の躍進などを懸念して、大幅な賃上げには慎重だったと言われています。しかしながら今日の隆盛は、組合側のそれなりの協力と貢献があったのも事実であり、相応に報いるのは一つの大きな責任であると言えるでしょう。
さて私見ですが、正直羨ましいのが本音ですね。私の属する建築関係業界の業績は一部を除き依然冴えず、業種によって、見えない格差が拡がり始めているのではとさえ思ってしまいます。勿論大幅賃上げなど叶うべくもありません。
小泉内閣総理大臣を初め、政府上層部は格差の存在を否定する立場の様ですが、実態は違うのではないかと今、感じている所です。*(お金)*
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「音速の聖戦」開始

2006-03-12 23:07:57 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!

先月催されたイタリー・トリノ五輪では金1個のみだった日本勢。1ヶ月後の今、開催中の同じトリノの障害者五輪、パラリンピックでは早々にメダル2個を決めている。こんな年も珍しいのかも知れないが、それにしても様々な身体のハンデを克服しての、障害者のレベルの高い競技が我国でももっと認知され、評価されても良いのではないか?

さて話は変わる。同じく日本勢が頑張っている種目に自動車競技の最高峰、F-1世界選手権があるのは良く知られている。

今年はメーカー直属の所謂ワークス・チームと呼ばれるホンダ、トヨタの両巨頭の他にかつての名ドライバー、鈴木亜久里さん率いる「Aguri F-1」が加わった。

車関係、ドライバーを初め全てが純日本チームの由。準備期間が限られた為、諸事大変だった様だが昨日の予選の結果、後方ながらも決勝には出られる様だ。

ホンダやトヨタもそうだったが、初年度はとに角学習の年。無理に結果を追わず、着実に完走して実績を積み重ねてもらいたい。エースとなった佐藤琢磨選手もその辺の事はきっと解っている事と思う。回り道の様でも、勝利や入賞は完走あってこそ、とは亡きA・セナ選手の言葉でもある。

チーム・フェラーリも復調して来た様だ。トヨタ・チームは今年よりタイヤを仏ミシュランより我らがブリヂストンに変更したが、素性の良さはトヨタ各位からも好評の様で、主戦ドライバーの1人、R・シューマッハー選手は「フェラーリは昨年の不調を、タイヤのせいにしてはならないだろう」との厳しい見解を示している。

さてこの後TVにて決勝の模様が放映される。俺はもしかすると明晩録画を見る事となるかも知れないが、とに角日本勢の奮闘は要注目だろう。

おまけの画像は昨日、中部国際空港で見かけたトヨタの競技車。説明では今季仕様の由です。Dscn1652

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ゼロの悲劇

2006-03-11 23:05:00 | インポート
先日の夜のTV番組にて、先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争における空の花形であった、ゼロ戦こと零式艦上戦闘機の軌跡を取上げていました。
零式の由来は、同機の完成年とされる1940=昭和15年が丁度皇紀2600年に当る事により命名されたと言われている様です。
昔から石油資源に恵まれなかった我国の実情に合わせた面もあるのかも知れません。
ある程度のエンジン出力でも最大限の運動性能を備える様様々な努力と工夫が見られ、特に機体の軽量化には特段の苦心が払われた様です。
デビュー年に当る前述の年、同機は中国大陸での作戦において期待通りの戦果を挙げ、以後数次にわたる仕様変更を経て量産されます。翌年暮れの大東亜戦争こと太平洋戦争の戦端を開いたのも同機の部隊でした。
ゼロ戦は高い運動性能を誇った反面、急降下を可能にする機体の剛性や防弾などの乗員保護対策は極めて不十分だった様です。パイロット達より強い要望はあったのですが、精神主義に固まり、敵国合衆国の実態把握を顧みなかった所属部隊の海軍中枢部よりは理解されず、却下されて実現は叶いませんでした。そしてその事が同機の運命を暗転させてしまいます。
1942=昭和17年の南太平洋、ガダルカナル島での戦役に際しては、比較的後期のゼロ戦が参戦する手はずでしたが、初期型よりも燃料漕を縮小された後期型は基地より戦地への往復ができず、戦列に加われませんでした。やむなく初期型での不利な戦いを余儀なくされ、多くの熟練パイロットが失われる結果となりました。又、ガダルカナル島に展開していた日本軍への補給が絶たれて孤立状態に陥った末に壊滅的打撃を被る結果となり、所謂「餓島」と呼ばれたのも当時有名な話だった様です。
我国の航空兵力はこの後も経験の浅い若手乗員が多かった事もあってその劣勢を挽回できないまま1944=昭和19年夏の北太平洋、マリアナ沖海戦にてほぼその勢いを絶たれる事となります。そしてゼロ戦の末路・・・それは今も伝説として続く、あの神風特別攻撃隊としての、生還を期さない片道体当たり作戦と言う凄惨なものでありました。
もし、海軍中枢部が対戦国の実情を冷厳に分析把握しておれば、こうした悲劇は回避できたかも知れません。
我々日本人にともすればありがちな、相手を良く理解把握せずに行動を起こしてしまう体質は、今も完全に克服されたとは言えないと、先日記した著述家、故・山本七平さんは著書の文中にてご指摘になっています。
我々はこの史実を、重大な教訓として真剣に受け止める必要があるのではないかと思います。*(日本)*


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