ご心配をかけましたが、一昨日よりの遠出で少しは気分転換できたかな、と言う感じですね。今回は雪山と日本海が見たくなり、新潟方面へ参っていました。前置きはこれにて。
さて、先日の報道によると、我国の酪農のメッカ北海道地区にて、需要の伸び悩みから、新品の牛乳が、判明分だけで大量800tが廃棄処分される由。有機肥料として再利用はされるものの、食品としては放棄される事となります。誠に遺憾な事態です。
需要減と言う事ですが、本当に流通面は問題ないのでしょうか。実の所は、本当は必要なのだが製品が行き渡っていないと言う実態は本当にないのか。又原状以外に需要を開拓する努力はなされたのか、などの事共が厳しく検証されるべきだと思います。
牛乳は、乳幼児の成長の為に不可欠な栄養源であり、又様々に料理や洋菓子の調製に欠かせない基本的食材であります。
上記の様な事態はあってはならない事であり、もしどうしても用途が見出せないのであれば、保存技術を駆使し、公費を投じてでも食糧危機に苦しむ途上国への支援に当てても良いのでは、とも思います。
生産者各位のご苦労を考えても食糧の廃棄は本当に心の痛む事態であり、その回避と解消には最大限の善処を望みたいものであります。*(泣く)*