ちょっとした演説

今日は地区の新年祝賀会です。

氏神さんにお参りし、今年一年の無病息災を祈願しました。

初詣はいつも近くの氏神さんですね。

今年の年末年始は大荒れの天気で、とてもヨソへクルマで出かける気になれません。

メジャーな神社もお客さんが少ないのでは？

と余計な心配でした（笑）


さて、氏神さんへのお参りのあとは、地区の公民館に集まりまして祝賀会（ただの宴会ですが）であります。

その前に、今春行われる県議選立候補者のご挨拶（演説かな？）を拝聴いたしました。

さすがに上手に喋りますね～。

喋ってナンボの商売ですから上手なのは当たり前ですが、その中からチョットいい話を紹介しましょう。

この当選確実候補は僕より１０年ばかし先輩、もちろん地元候補で６期目を狙っていらっしゃいます。

以下その演説であります。


あたくしの子供の頃はまだ戦後間もない頃で、みな一様に貧乏だった時代でした。

着るものもツギハギだらけが当たり前、食べるものも満足に無いような時代だったけど大きな希望と夢はありました。

これから頑張っていけば、着るものも食べるものもきっと良くなるだろう…と大きな夢を抱いておりました。

その夢が今現実となりましたが、はたして我々は本当に幸せなんだろうか？

今の子供たちは本当に幸せなんだろうか？

昔はみな貧乏だったけど、みんな夢と希望を目指して頑張ってた時代でした。

あの頃と今とでは幸せの比較が違うのだろうか？

少なくとも子供の頃は、今よりも心が豊かであった…

あたくしは、政治の力で…

以下省略。


う～ん、確かに旨いこと喋るわ～。

僕もこんなふうに上手に喋れば、何かの怪しい教祖さまとなって人生変わってたかもね？

でもそんなに上手に喋れなくても、これまで過してきたのでまぁいいかぁ（笑）

この当選確実議員さんは、還暦の意味も説明されてました。

還暦といえば６０歳、定年退職！？

というイメージですが、ご本人も還暦を過ぎていらっしゃいます。

おっと～、僕の齢がばれそうになりました～（大笑）

しかし、政治家ってのはタフですなぁ…

還暦過ぎて、暦が振り出しに戻ってからでもまた生まれ変わったように頑張れる…

って素晴らしい人生ですね。


僕も人生の終盤にさしかかり、ひとつ大きな事業に取り組もう…　Ｏｈ　

などと、たいそれたことは考えず、小さな目標とささやかな喜びを求め、一日一日を大切にいきたいと思うのでした。