浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

股開き

2020-06-24 | 日々是好日

時々電車に乗ることがある。

当地でもたまにJRに乗ることもあるが、年に一度か二度で頻度は少ない。

息子が奈良にいるので、たまに関西へ出向けば近鉄電車に乗ることが多いかな。

電車に乗っていると、相変わらず股を開いているおばさんが多い。

つい気が緩むと、あちらこちらで股を開いているおばさんが出没する。

ある時電車の空いている席に座り、ふと前を見たら50年配のおばさんが席に座っていた。

ところがそのおばさん、寝てもないのに股を開いている。

これは見てみないふりをしたほうがいいかもしれない。

と思ったのだが、ついついスカートの中をのぞいてしまった。

すると、いかにも冷え防止用のぼってりとした厚手のスカートのなかに、肌色とピンク色が混じったような不気味な色のズロースが、でーんと存在していた。

それを見たとたん、頭の中にはウェストまであるような深いパンツ。

メリヤスのシャツと化繊のスリップまでが目に浮かんでしまったのである。

早く股パックリをやめてくれないかな、みっともなくて気が気でなかった。

だからといって、わざわざそばに行って「股開いてますよ」というのも変だし、ここは何とかこちらから念波を送ってみっともない格好に気がついてくれたらとお願いした。

しかし自分にはそういう能力はないようで、おばさんは大きなあくびをしながら、堂々とパックリさせていたのだった。

「おばさんの股はなぜ開くのか」という課題を紐解くと次のようなことが分かってきた。

歳とともにだんだん内股に肉がついていき、膝をくっつけようにも肉が邪魔をしてしまう。

意識して膝をつけるようにしても、おばさんたちはすでに筋肉が緩んでしまって力が入らず、股を開いてしまうのだろう。

この際、おばさんたちに羞恥心を呼び起こさせるために、見て見ぬふりはいけないという結論に達した。

パックリと開いた股に視線を送れば、一応は女なんだから羞恥心も甦るのではないかと思ったのである。

おばさんの膝あたりを凝視した。

これで何とか気がついてくれないかと願った。

ところがふと顔を上げておばさんの顔を見たら、彼女は何を勘違いしたのか、股をパックリしたままにっこりと笑うではないか。

「だめだこりゃ…」

ドリフ大爆笑のいかりや長介のセリフである。

あきらめた自分の目には、不気味色のズロースが焼きついてしまったのであった。

 

 

 

 

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美加登家

2020-06-24 | 小さな旅

食べログ島根で総合ランキングナンバーワンの「美加登家」

日本一の清流、高津川の天然鮎が頂けるお店です。

店の前には鮎が泳ぐ水槽          

鮎の水族館に暫し見とれる。

鮎の素早い動きに少しの飽きも感じません。

期待に胸躍らすじじとばば(アタクシたち二人連れ)

昔は旅館として営業されていたようですが、今は季節の料理を提供する割烹として全国から来店がある超人気店。

完全予約制(二名様から)です。

昔の面影          

この日は鮎のフルコース。

ひとりあたり8匹分くらいの鮎をいただくことになります。

苦うるか          

鮎の腸を一年間寝かせた、いわば塩辛のような一品。

大人の味です。

背ごし          

解禁(今年は6月1日)当初は「洗い」ではなく「背ごし」で提供される。

背骨のコリコリ感が新鮮です。

地元産の山葵(ワサビ)は辛味の中にも微かな甘みも感じる。

途中ですが、ここで鮎酒          

一日かけて炙った鮎の骨酒。

鮎のエキスが染み出ていて、もぅ堪えられない。

椀物          

炭火焼き小鮎と冬瓜、利尻昆布出汁の椀。

塩焼き          

炭火焼で外はパリパリ、中はふっくら。

シンプルですが、鮎の味が一番よくわかる一品。

頭からいきます            

揚げ物          

鮎にうるか&味噌を詰めた湯葉巻揚げ、鮎骨煎餅載せ。

煮物          

生うるか&茄子の煮物、白ご飯と共に。

酢の物          

鮎の昆布〆。

鮎飯          

ちょっとかわってリゾット風仕立ての鮎飯。

稚鮎の白味噌仕立てを添えて          

デザート          

青梅の甘露煮のかき氷。

お腹いっぱい大満足の鮎コース。

今回の外出のメインイベントは、こちらを訪れることでした。

素晴らしい鮎料理をありがとうございました。

そして最後までお見送り、感謝であります。

さすが「美加登家」さんでした。

        

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