何故か今もって謎なのだが、なめこには高級感がある。
高級な寿司屋などでは、「このあたりで赤だしでもお出ししましょうか」ということになってなめこの味噌汁が出る。
味噌汁とは言わず「赤だし」と言う。
すると客はなぜか、「おぉ赤だし」と感激する。
大した奴じゃないんですよ、なめこなんて。
松茸みたいに血筋がいいわけでもなく、値段だってエノキと同程度。
なぜ人々はなめこに高級感を抱くのか。
まず定食屋の味噌汁には出場しない。
社食の味噌汁にも出ないし、学食の味噌汁にも出席しない。
そうしておいて高級寿司屋には積極的に出る。
これこそなめこの基本戦略なのかもしれない。
今年もなめこの種付けをした
自分で育てたキノコたちは可愛い。
二夏越した秋には収穫を迎える予定です。
うまくいけばいいですがね。