海の神さま美保神社
えびすさまを祀り、古くから漁業と海上安全の神として信仰を集めています。
鳥居の右手には、北陸地方から運ばれた越前石が敷かれた通り、青石畳通りが続きます。
この青石畳通りが以前の本通りで、江戸時代後期に造られたもの。
当時の面影を残す古い町並みと石畳の道が、落ち着いた風情をかもし出します。
青石畳通り
参道を振り返れば二つの鳥居、その向こうは海、いかにも海の神さまですね。
出雲らしい注連縄
先日歌手の小椋佳がこの神社でコンサートを開きました。
観光協会の町おこし事業の一貫で、今年で2回目です。
美保神社と小椋佳、なかなか趣きある組み合わせです。
本殿は大社造りの社殿が2棟並んだ「美保造り」と呼ばれる独特の形。
裏へ廻ってみると、よく分かりますね。
神社の廻りは旅館やお土産屋さんが立ち並びます。
海が近いので、お土産はやはり海の幸。
醤油の匂いに誘われて、つい手を出すのがイカ焼きであります。
かなり強引な客引きをするオバサンがイカを焼いております。
ちょっとでも欲しそうな顔をすると、逃げられなくなりそうであります。
このオバサンぐらいの積極性がないと、世の中渡っていけないな~、と妙に感心するのでした。