はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

防災ラジオ

2019年06月19日 | はなこのMEMO
8年前の東日本大震災をきっかけに買い求めた写真の防災ラジオ。

被災地が停電してしまうと、肝心の被災者はテレビを使えないからね。テレビの地震報道は、主に被災地以外の人の為~国民が国内で起きた災害の情報を共有する為と思った方が良いのかも。

実際、私自身が外出先の横浜で東日本大震災に遭遇した時、震災の全容が分かったのは、避難先の横浜ランドマークタワーのホールのスクリーンに映し出されたNHKの午後7時のニュースによってだった。実に地震発生から4時間以上が経過していた。それまでは情報を得る手段がなかったので、どこでどのような災害が起きて、どの程度の被害が発生しているのか判然としなかった。

本格的な5G時代に入れば、また災害情報の発信や受信方法も変わるのだろうか?


ラジオ以外にライト、サイレン、そして今のスマホに対応できるのか不明なのですが、携帯電話の充電機能も付いています。

電源は単4電池2本使用ですが、付属のレバーを1分間に120回まわすことで、ラジオなら約60分間使える手巻き充電も可能です。

防災ラジオもいろいろ販売されていますが、コロンとした形の見た目のかわいさと機能性で、本品を選びました。

本品はずっと戸棚にしまったままだったのですが、先日、目の手術をした夫が入院中に使用することになり、久しぶりに日の目を見た形です。

せっかくだから普段から使おうよ、と言うことで、夫の退院後もしまわずに、夜は枕元に置いています。

そのタイミングでの昨夜の新潟の地震。

東日本大震災以降は結構な頻度で、北は北海道から南は九州・熊本、宮崎まで、震度5、6級の大きな地震が起きており、かねてより懸念されている首都圏直下型もいつ起きてもおかしくない状況です。

改めて、大地震に対する物的、精神的備えが必要なんだなと思いました。

因みに電動ポンプで各戸に給水するシステムのマンション暮らしである我が家は、東日本大震災時に計画停電で水の確保には苦労したので、以来、常に2Lペットボトル入り水を30本常備しています。

古いストックから使って、随時補充する形。

数十万年単位で起きるとされる地球の地殻変動期に、特に地殻の不安定な日本列島に住んでいる以上、私達は常に地震に直面する覚悟で生きなければいけないんでしょうね。

老後の数十年をどう生きようかと悩むのも、自然の壮大な摂理の前には、ちっぽけな人間の身の程知らずな足掻きのようにも思えてきます。


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