東急東横線妙蓮寺駅正面にある妙蓮寺境内。そもそも東横線が妙蓮寺の敷地内を通っているんですね。
当初は線路の敷設の為に東急電鉄側から寺は移転を打診されたらしいのですが、妙蓮寺自体、かつてJR横浜線敷設の為に移転を余儀なくされた寺がもうひとつの寺と合併してできた寺なので、さすがに再度の移転には難色を示して、寺の敷地内に線路を通すことを許した形なんだとか。
昨日は爽やかに晴れて日差しも暖かく、私自身の体調も比較的良かったので、自宅から電車で15分ほどの場所にある菊名池公園に行って来ました。
最寄り駅は東急東横線妙蓮寺駅です。駅から徒歩5分ほどの立地です。
地元の人が楽しむ小さな公園ですが、そこかしこに晩秋の風情があり、夫婦ふたりでのんびり池の周りを散策したり、ベンチに腰掛け、持参したおにぎりを頬張ったり読書をしたりして、2時間半ほどここで過ごしました。
池を泳ぐ可愛らしい鴨の群れ、紅や黄に色づいたモミジやイチョウ、風に揺れる柳、地面に柔らかな斑点を描く木漏れ日、そして足元には一面を覆い尽くす落ち葉の絨毯…それらのひとつひとつが五感を心地よく刺激して、穏やかな気持ちにさせてくれました。
人間も自然の一部ですから、季節の移ろいを感じる生活は大切ですね。
今回は愛用のサイバーショット携帯を自宅に忘れてしまったので、気の向くままスマホで撮影してみました。私の目を通して見る「菊名池公園の2016年11月26日(土)の姿」とでも言いましょうか。
私がこうして写真に残したように、画家は自然が描き出した色彩の饗宴に感銘を受けて、懸命に画布に写し取ったのでしょうね。これまでに見て来た日本画を思い起こさせる色合いの美しさです。
夫が風景に溶け込んだような画像。まさに人間を風景の一部として描いたクロード・モネのような感覚…