テレビでは、イギリスのロンドンで気温が観測史上初の40度を記録すると言うニュース。
ヨーロッパを襲う記録的な熱波も気になるところだけれど、私がニュース映像で気になったのは公園に集まった人々のノーマスク姿。
羨ましい〜と思った。そりゃあ、そうだよね。40度の気温でマスク着用なんて、コロナより熱中症リスクの方が高い。
実際、熱波で400人近い死者が出た
ポルトガルの大臣は、気候変動が最も深刻な問題だと、テレビ取材で述べていた。
ロンドンも基本的にノーマスクになってからだいぶ経つけれど、コロナの状況はどうなっているんだろう?
先日、そのことをイタリア語学習のメンバーのひとりと話したら、なんと彼女のお身内がロンドンに出張中で、40度を実際に体感したと言う。もちろん、暑かったと。
そして、新型コロナの状況はと言うと、ロンドンの日本人駐在員の半数が感染しているらしい。それでも人流は止めないし、経済は回す。
イギリスがwithコロナに舵を切ったのを実感する話です。
日本も毎日、感染者数の最多記録を更新しているけれど、政府は現時点では行動制限は考えていないと言う。
そもそも日本の大臣は責任を取りたがらないから明言を避けているだけで、実質、日本もwith コロナに舵を切ったのだろう。
だったら感染者数にフォーカスするのではなく、新型コロナが存在し続けるのを前提に、医療体制の再構築に注力すべきなのは言わずもがな。
政府は今、具体的に何をしているのだろう?本当は国民に対して、今後のコロナ対策の方向性をきっちりアナウンスして欲しいところ。
「私が一切の責任を取るので、国民の皆さん、私について来て下さい」と言ってくれる政治家はいないのですかね?
そう言う政治家、出て来て欲しいなあ…