はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

我が家から、成田は遠い

2014年10月06日 | 海外旅行(旅の記録と話題)
 今回の中欧ツアーでは、初めて羽田空港の国際線ターミナルを利用しました。我が家は羽田空港から至近で、京浜急行一本で行けます。その便利さたるや…感激レベルでした(笑)。

 これまで海外旅行と言えば、専ら千葉県にある成田空港からの出発でしたが、とにかく我が家のある神奈川県から成田は遠い!その為、これまで午前発の便だと早朝5時過ぎに家を出るか、成田空港近くのホテルに前泊しなければなりませんでした。一度、私の運転する自家用車で成田空港まで行ったこともあるのですが、元々運転嫌いの私は高速走行にとても疲れてしまいました。

 自宅から成田空港まで公共交通機関利用のdoor to doorで、最短でも2時間強、交通費も片道約4,000円かかり、自宅を早朝出発では体力的にもキツイものです。前泊ともなれば、さらに宿泊代が嵩みます。

 対して、今回の羽田空港へは、door to doorで所要時間40分程度、交通費も600円弱と、身体にもお財布にも優しい。空港内の移動も羽田はコンパクトで、しかも出発時刻が正午過ぎだったこともあって、本当に楽でした。

 今後、羽田の需要が大幅に伸びることで混雑し、また空港内の利便性は変わってくるかもしれませんが、今回利用した限りでは、これまでの成田に比べて本当に肉体的にも精神的にも楽でした。こんなに海外旅行が身近に思えたのは、自宅から空港まで車で40分程度と至近だった中東駐在以来です。逆に成田発着が、これまでいかに自分の身体に負担だったのかが、旅行から帰って来てからの数日間の体調で実感できました。

 また、今回のツアー参加者の実に3分の1以上が静岡県からという事実に、添乗員さんが驚かれていのですが、これも羽田から新幹線の停車駅である品川へのアクセスが便利だからでしょう。これはツアーを企画する旅行社の、羽田利用を促す重要なポイントになるかもしれません。

 千葉県の成田空港が政府の肝いりで、成田闘争(あの手塚治虫の『ブラック・ジャック』でも描かれましたね)を経て開港したのは知っていますが、現実問題、東京以南の首都圏の人間にとって、羽田空港の方が利便性で勝ります。空港の近隣住民にとっては羽田への発着便が増えるにつれ、飛行ルートの変更を余儀なくされ、騒音問題が悩みのタネにもなりかねないのですが、海外への玄関口としての羽田のアドバンテージはかなりのものです。

 もし再び海外に行く機会があるのなら、是非また羽田空港を利用したいと思っています。


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