はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

型破りな同世代

2013年04月02日 | はなこのMEMO
chain『16歳で起業して4年間やってきて思うこと 鶴田浩之』("TechWave"2011/02/11)

「同世代」と言っても私ではなく、息子と、と言うこと。先ほど、深夜ニュース番組で取り上げられていた人物。現在、現役大学生ながら会社を経営し、スマホ向けに開発したアプリが大ヒット中だと言う。普段は見ない番組をたまたま見て知った若者の存在。しかも、私達家族とゆかりのある長崎県出身と来ている。これも何かの導きなのだろう。

画面越しに見る、同じ志を持つ仲間の輪の中で屈託なく笑う青年の姿が何とも言えず素敵だったので、早速ググッてみた。どうやらこの青年、タダモノではないらしい。

その彼が今から2年前の19歳の時に書いたのが、冒頭にリンクした記事だ。彼が自身の起業家としての4年間を振り返る内容なのだが、それが息子と同世代とは思えない、型破りなスケールの10代の自叙伝となっている。

彼の人間としての器の大きさは、起業から現在に至るまでの思考のプロセスや彼の行動及び実績が示している。彼のビジネスが単に自己満足で終わることなく(先行の名だたる起業家でさえ、地位と金を得ることで満足してしまっている人が少なくないのに!)、"まさに試行錯誤しながら"、社会貢献を意識した展開を遂げていることにも、驚きを隠せない。

彼のような若者の台頭が、この日本の閉塞感を打破するのかもしれない。長崎をはじめ多くの地方の進学校が難関国公立大への進学実績を上げることに血道を上げている中、彼はその経歴からして型破りbikkuri記事の中で彼自身が語っている、意外な彼の経歴(なんと彼は実業高校出身なのである!)や彼が通う私立大学のダイナミズムを知るにつけ、来たる時代に向けての教育の在り方を再考せずにはいられない。

同世代の息子の刺激になればと思い(もしかしたら、彼我の違いに打ちのめされてしまうかもしれないけれど)、冒頭の記事を印刷し、息子に手渡そうとしたら、あいにく印刷の途中でインクがなくなってしまった。残念!

また下記リンク記事では、震災時に彼がとった行動が綴られている。その機転が、とにかく素晴らしい。もちろん、その前段には恐ろしいほど濃密な10代があったからだろうけれど。奇しくも震災当時、息子も彼と近い場所、近い境遇にいたと知り、ここでまた彼に親近感を覚えたと同時に、我が息子との違いに私は愕然としたのであった。凄い!凄いよ。鶴田クンbikkuri

chain『Pray for Japan 監修者へのインタビュー』(Yahoo ショッピング・ブログ)

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