まさしく”マンガをそのまま実写に置き換えたような”ノリ
で、「それなりに」楽しめる作品。
一時話題になった、ココリコの田中は思ったほど出番はなく、
それでもなお、いつもの「過剰な存在感」が、笑えました。
チラシの解説を見てみると、
脚本はあの「ココリコミラクルタイプ」を手がけている
放送作家福田雄一で、どおりで田中クンの怪演が板について
いたんだ~。わはははははは~
そして監督は『海猿』で監督デビューを果たした羽住英一郎。
330カット以上のVFXも、ここまでやればあっぱれ。
『スターウォーズ』や『2001年宇宙の旅』のパロディも、
バカバカしくて笑ってしまう。
玉山クン演じる不屈闘志クンは、
やたらと「逆境」に燃える性質(タチ)だし、
ホント、あの「根拠のない自信」はどこから来るんだろう?
最初から最後までふざけた映画かと思えば、
不屈クンのひたむきさって、「青春の熱き血潮」って感じで、
しっかり青春ドラマしている。
去年の「下妻物語」にも感じたけど、
若い作り手のエネルギーほとばしる作品。