はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

【速報】アカデミー賞ノミネート

2009年01月23日 | 映画(今年公開の映画を中心に)
つい1時間ほど前に、第81回米アカデミー賞のノミネート作品が発表されたようです。テレビニュースでは作品賞についての紹介がありました。例によって、殆どが現時点では日本未公開のようです。

《作品賞ノミネート作品》

ベンジャミン・バトン:既に映画館では予告編が上映されているブラピの最新作
フロスト×ニクソン:ニクソン大統領と敵対するキャスターの話らしい
ミルク:米国で初めて自らゲイであることを告白し、市議選?に立候補した男性の物語
愛を読む人:先頃、k・ウィンスレットが本作の演技でGG賞助演女優賞を受賞。
スラムドッグ$ミリオネア:英のダニー・ボイル監督がインドで撮影した、インドのスラムに暮らす青年の話らしい… ←最有力候補の噂kirakira2

《外国語作品賞》に本木雅弘主演の『おくりびと』(英題:Departures;旅立ち)がノミネートされました。もし受賞すれば、日本人監督としては1975年の黒澤明監督作『デルス・ウザーラ』(ソビエト連邦が出品)以来の受賞となるそうです(←受賞するか否かまで話が飛んでしまうのは気がチョット早いなと思う。確かにモントリオール国際映画祭グランプリ受賞は強みだけれど)
【追記 09.01.24 】日本から出品のノミネート作品としては、1956年の『ビルマの竪琴』(市川昆監督)から数えて本作が12本目で、未だ日本映画の受賞はないとのこと。なお、現時点ではイスラエル作品が最有力候補らしい。

なお、アカデミー賞ノミネートの要件は、「昨年、ロスアンゼルスで7日間以上上映された作品」なんだそうです(【追記 09.01.24】外国語映画賞に関してはそれぞれの製作国で7日間以上上映が条件らしい)。それらの中から、6000人のアカデミー賞会員の投票によって選出される。会員は映画関係者ですから、業界内での評価と言うことになりますが、それでも日本では今後の興行成績を左右するほどの権威がありますね。かつては興行的に公開が危ぶまれたにも関わらず、この賞にノミネートされたことで注目を浴び、公開誘致運動にまで発展して公開に至った『ホテル・ルワンダ』のような例もあります。今年もどんなドラマが待ち受けているのか、楽しみです。

昨年公開作品の私的総括記事をやっと書き上げました(記事を更新しました)。興味がありましたら、お読み下さい。

2008年公開映画作品私的総括
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