
公式HPより『レジェンド・オブ・ゾロ』
よみうりホールで13日(金)に実施された
『レジェンド・オブ・ゾロ』の試写会に、
息子と行って来ました。
前作『マスク・オブ・ゾロ』(1998)から7年。
再びエグゼクティブ・プロデューサーに
あのスティーブン・スピルバーグが名を連ね、
私達の元に帰って来た痛快活劇大作。
結論から言うと文句なく面白いです!
ただし、映画館でみるべし!の条件付き。
【感想】
前作の「マスク・オブ・ゾロ」はテレビで見ました。
残念ながら、それほど印象に残っていません。
アクション大作、痛快活劇というのは
(SFにも言えることですが)、
映画館の大きなスクリーンで見ないことには、
その本当の良さが理解できないのではないか、
と本作を見て感じました。
とにかく凄い、カッコイイ、シビレル。
そして最初から見せ場の連続!
いきなりエンジン全開という感じです。
テンポ良い音楽がさらに場面を盛り上げる!
危険なシーンではスタントを使ってはいるとは言え、
アントニオ・バンデラスも
キャサリン・ゼタ=ジョーンズも
見事な剣さばきと大立ち回りでした。
おまけに足も速い。運動神経の良さには脱帽です。
二人の息子のホアキンを演じた子役も運動神経抜群。
顔立ちは二人の子というよりメスティーソって感じ。
でも元々メキシコ人の設定(?)だからOKか。
時代設定は南北戦争勃発前の、カリフォルニアが
アメリカ合衆国の31番目の州に加わった頃。
詳しく語ると面白さが半減してしまうので止めますが、
19世紀はやっぱり「科学の時代」なんだなあと
思わせられる展開です。【参考】19世紀科学の時代を
描いた映画としては、他に仏映画の「ルパン」など。
果たしてゾロはもう時代遅れなのか?
その答えは本作の中にあります。
大抵よみうりホールの試写会では、
ホールが比較的高層階にあるので階段を嫌がって
エンドロールを見ずに立ち上がってエレベーターに
向かってしまう客が多いのですが、
今回は映画の余韻を楽しむかのように
エンドロールの最後まで席を立たない客が多かった。
これは、本作の面白さの証明ではないか?
と私は解釈しました。
レジェンド・オブ・ゾロ公式HP