昨年だけでも「ミートホープ」「白い恋人」「赤福餅」「船場吉兆」など、食を巡る事件が続きました。食卓を預かる者としては、食材の安全性が気になります。特に賞味期限はとても気になるもの。ならば1日過ぎただけでも気になるのか、と言えば、案外そうでもない。食品会社による賞味期限表示を盲信するのではなく、結構自分の目や嗅覚を頼りに判断したりしています。しかし全ての食材に対してその対応で良いのかどうかは何とも言えないので、何か目安になる情報はないかなと思っていたら、写真のようなムックが刊行されていました。
別冊宝島『賞味期限のヒミツ』 650円
本書では、できるだけ食材を無駄にしない為に、
・新鮮な食材を選ぶコツ
・最もおいしく食べられる「食べ頃」
・できるだけ長く延命させる「保存方法」
・食材による消費期限の違い
などを食材ごとに解説しているだけでなく、
加工食品を安全に食するための
・調理前の処理方法
・考慮しなければならない危険性
についても率直にレポートしています。
これから値上げラッシュが家計を直撃しそうですから、益々食材は無駄にできませんね。それに安全性を追求するあまり「アレも駄目、コレも駄目」と食材に拘り過ぎて食卓が寂しくなってもつまらないし…コストと安全性のバランスを取りながらの食材選びが一般家庭では現実的な対応なんだろうなと思います。あの「ミートホープ」なんて、生協に卸していたんですからねえ(>_<)ヽ… だからこそ消費者側も我が身を守る為には、しっかり勉強する必要があるのかもしれません。最後はやっぱり「自己責任」?!。