はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

猛暑下の体調管理

2012年07月20日 | 日々のよしなしごと
今朝の天気予報によれば、今日の最高気温は昨日より12度も下がって23度だそうだ。

私は真冬生まれなせいか、夏の暑さが苦手である。子どもの頃から、夏の間は死んだようにグッタリしていた。気温の乱高下は身体に負担が大きく体調を崩しがちだが、暑さが苦手な私としては気温が下がることは大歓迎。これで一息つけそうだ。

昨日は、その前夜に体調を崩し、39度近い発熱をした息子を、過保護かなと思いつつも私が持病で通院している総合病院まで連れて行った。かかりつけの近所のクリニックがたまたま定休日だったからだ。

いつもは大学から帰宅すると山盛りのご飯を平らげる息子が、珍しく半分も食べられずに自室に戻ってしまった。その日は午後に卒研の経過報告会があり、その前後から体調がすぐれなかったが、忙しくて昼ご飯も午後4時頃にやっとかけうどんを食べられただけらしい。

自室でベッドに横たわる息子に念のため体温を測らせたら、38.5度もあった。馬鹿じゃないの?こんなに熱が高いなら具合が悪いのは当然だ。しかも、腹痛の症状も出ていたらしい。なぜ、早々に帰宅しない?クソ真面目もたいがいにせ~いoni

息子は春生まれだが、生後半年でアラビア半島にある国に両親と共に赴任し、3才半まで過ごした。人間の汗腺の数は生後3才頃までに決まると、何かの記事で読んだことがある。乾燥した気候で、猛暑の夏も日陰は比較的過ごしやすいその土地で3才まで過ごした息子の身体は、汗腺の数が通常の日本人より少なく、もしかしたら日本の多湿な気候に比較的適応しづらくなっているのかもしれない。つまり、日本の蒸し暑さは少し苦手?!しかも近年の日本(←世界的に?)の暑さは異常ですからね。このところの気温の高さに、体温調節がうまくできずにいたのかもしれない。

医師の診断では「急性腸炎」であった。薬を処方して貰い、自宅に戻ると、軽めの昼食を済ますやいなや、息子は深い眠りに入った。いつも時間に追われて、不足がちだった睡眠時間を取り戻すかのように8時間近く眠りこけた。そして、夕食の為に起こしたら、思いの外元気を取り戻していた。

やっぱり、人間には適度な休養が必要なんだな。特に、このところのような苛酷な猛暑の下では、通常より意識して休養と水分をこまめにとり、体力を維持することが大切なのだろう

我が家ではこの暑い時季も、最年長の夫が一番元気である。元々風邪も滅多にひかないほどの頑健さ。その秘訣は、母親が丈夫な身体に産んでくれたこともさることながら、やっぱり「快眠快食快便の規則正しい生活」と「適度な休養」のようだ。
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