はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

ギャラリートークと息子の一時帰還

2016年07月14日 | 日々のよしなしごと
 木曜日、千葉県某市の公民館主催の生涯学習教室に通う60代以上の方々が総勢30人ほど、上野の美術館に来られました。その中の1グループのギャラリートークを、私が担当しました。

 私のグループは女性ばかり5人のグループで、美術館も殆ど初めてに近い方々でしたが、何と言うか素直で、好奇心旺盛な方々ばかりで、ギャラリートークも予定の時間を大幅にオーバーするほどの盛り上がりを見せました。

 別れ際には口々に「美術館って楽しいわね」「皆で一緒に見るのは面白いわね」「作品の鑑賞の仕方が分かって勉強になったわ」と、トーカー冥利に尽きる感想を述べて下さいました。
 
 人生を楽しむ上で、何歳になっても好奇心や探究心を忘れず、自分の視野を広げて行く姿勢は大事だと思います。それは今回の皆さんの表情の豊かさにも顕れていて、トークをさせていただいている間、私もその明るさに励まされているようでした。


 実は昨夜から2泊の予定で、息子が自宅に戻って来ています。突然2日前に電話で、「水木、研修で東京に行くので、そっちに泊まらせて」と言われ、慌てて息子の部屋のベッドメイキングをしたのですが、正直言って、こちらにはこちらの都合があり、いつでも宿泊OKのホテルではないんだから、泊まるなら泊まるで、もっと早めに連絡して欲しかった。もちろん、そのことは息子にハッキリ言いました。

 一時帰還と言っても、水曜日は通常通り職場での仕事を終えてから新幹線で移動し、息子が実家に着いたのは日付が変わった深夜。その8時間後には研修先の大森へ。夫は息子がまだ寝ている間に出勤したので、漸く息子が夫と顔を合わせたのは木曜日の夕方です。久しぶりに家族揃っての夕食でした。

 そして翌金曜日は朝実家を出て、研修後はそのまま北関東の自宅に戻ると言うので、本当に束の間の一家団欒でした。

 2カ月ぶりに見る息子は、息子曰く「自家用車のハードトップを取り払い、オープンカースタイルで週末ごとにドライブを楽しんでいる」せいで、真っ黒に日焼けしていました。その彫りの深い顔立ちと相俟って、どう見ても日本人には見えませんbikkuri

 今月予定されていた海外出張は、製品開発の全体的な遅れで、延び延びになっているそうです。最近の相次ぐ海外の物騒なニュースを耳にすると、「その方が(今は下手に海外には行かない方が)却ってホッとするなあ」と思う親心です。
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